スタッフブログ

2023.10.11

Zoom同時通訳で【主催者】が確認しておくべき必須事項

Zoom同時通訳確認必須事項

Zoomの同時通訳を行う上では、通訳者と主催者の連携が必要です。そのため、主催者が同時通訳の設定などを理解しておかなければいけません。

そこで今回は、Zoom同時通訳において主催者が理解しておくべき知識や設定について解説します。

海外の方を登壇者として招いたり、全世界を通じてZoom配信をしたりする際に、必ず確認しておきましょう。

 

Zoom同時通訳を行う上での前提条件

Zoom同時通訳確認必須事項

Zoomの同時通訳機能を行う上では、前提として以下の条件を満たしている必要があります。

  • エンタープライズアカウントまたはウェビナーアドオンプランのあるプロアカウント
  • 自動生成されたミーティングIDを使用したミーティング
  • 通訳リレー
  • Zoomデスクトップクライアント…Windows:5.9.6以降/mac:5.9.6以降
  • Zoomモバイルアプリ…Android:5.9.6以降/iOS:5.9.6以降

とくに注意が必要なのは、アカウント設定です。

同時通訳を行えるのは「アドオンプランのあるプロアカウント」です。

通常の「プロアカウント」だけでは同時通訳はできません。

アカウントを変更した当日から使えるようにはなりますが、実際に機能が有効になるまでは数時間かかるケースがあります。

そのため、イベント当日ではなく、数日前からアカウントを変更しておきましょう。

フリートでは同時通訳を行うためのアカウント変更や設定についてもサポートいたしますので、その点もお気軽にご相談ください。

Zoom同時通訳で主催者が必ず行うべき設定

Zoom同時通訳を行うアカウントの用意ができたら、同時通訳を行うための設定をしなければいけません。

この設定をしないと通訳者が参加できなくなってしまうので、必ず確認してください。

Zoom同時通訳で主催者が必ず行う設定①言語通訳の設定

2025年大阪万博 世界各国への説明会配信サポート

言語通訳の設定は、Zoomホストが通訳者を割り当てるための設定です。

具体的な流れは、以下のとおりです。

  1. 1.Zoomウェブポータルにサインイン(Zoomアプリでは設定できません)
  2. 2.設定をクリック
  3. 3.ミーティングの「詳細」をクリック
  4. 4.言語通訳を有効にする(青色にする)
  5. 5.デフォルトで出現する言語に設定したい言語がない場合は「+」をクリックして言語を追加する

 

言語の追加数に制限はありませんが、ミーティングやウェビナーで同時に使用できるカスタム言語は5つまでです。

Zoom同時通訳で主催者が必ず行う設定②言語通訳の追加

言語通訳の追加は、通訳者が参加するためのURLを発行するための設定です。

前提として、同時通訳が行われる場合、通訳者には通訳者専用のZoom入室URLが発行されます。

そのため、言語通訳の追加をしておかなければ、当日に通訳者が入ってこれない状態になってしまいます。

具体的な設定の流れは、以下のとおりです。

  1. 1.Zoomウェブポータルにサインイン
  2. 2.ミーティングをクリック
  3. 3.ミーティングをスケジューリングをクリック
  4. 4.ミーティングID横の「自動的に生成」を選択
  5. 5.「通訳」横の「言語通訳を有効にする」のチェックボックスにチェックを入れる
  6. 6.通訳者のメールアドレス・通訳言語を入力
  7. 7.「保存」をクリック

 

以上で言語通訳の追加設定は完了となります。

注意しなければならないのが、通訳者のメールアドレスの入力です。

ここで入力するメールアドレスは、Zoomアカウントに紐づいているメールアドレスでなければいけません。

万が一通訳者がサインインしていなかったり、別のアドレスでサインインしてしまった場合、通訳者として割り当てができなくなってしまいます。

このような場合に、通訳者のアドレスを変更したり、別の通訳者を追加したりする場合は、通訳者リストの「編集」から行えます。

Zoom同時通訳で主催者が必ず行う設定③言語通訳開始の設定

実際にZoom同時通訳を行うイベントを始めるときにも、主催者(ホスト)側での操作が必要になります。

具体的な操作は、以下のとおりです。

  1. 1.Zoomデスクトップクライアントにサインイン
  2. 2.ミーティングが開始されたらミーティングコントロールで「通訳」をクリック
  3. 3.「開始」をクリックで通訳セッションが開始されます

 

上記の操作を行ってやっと通訳者に「言語が割り当てられた」というメッセージが届きます。

つまり、反対に操作を行わなければ通訳者はいつまで経っても通訳者として参加できないので、必ずホスト側でこの操作を忘れないようにしましょう。

Zoom同時通訳で主催者が参加者にアナウンスすべきこと

Zoom同時通訳確認必須事項

主催者(ホスト)の設定は上記までになりますが、さらに主催者は、参加者に向けて同時通訳言語を聞く設定をアナウンスしておきましょう。

設定方法は、以下のとおりです。

  1. 1.コントロールで「通訳」をクリック
  2. 2.聞きたい言語をクリック
  3. 3.通訳された言語のみを聞く場合は「オリジナルの音声をミュートにする」をクリック

 

通訳者の参加するZoomイベントに参加したことがない人は、これらの設定を知りません。

そのため、主催者が責任をもって通訳音声の聞き方をアナウンスしてください。

フリートでサポートさせていただく場合は、フリートがこれらのアナウンスもさせていただきます。

参加する方の母国語に合わせた資料等の作成も可能です。

急な同時通訳配信もフリートにご相談ください

登壇者は世界中から!大規模オンラインイベントのZoom配信

昨今では、通訳者が必要になるイベントをリアルで行うケースも増えてきました。

そのため、Zoomの同時通訳配信を必要ないと考える企業もあるかもしれません。

しかし、1%でもオンラインになる可能性があるなら、一度フリートにご相談ください。

リアルから急遽オンラインになった場合、ほとんどのケースでZoomの操作や設定がわからず、失敗してしまいます。

フリートであれば、イベントそのもののサポートからZoom配信のサポートまで可能です。

通訳者の手配・機材の選定、準備などもすべて可能なので、ぜひ一度フリートにご相談ください。

▽メールで問合せ

    氏名必須

    メールアドレス必須

    電話番号

    会社名

    題名

    お問い合わせ内容必須

    PAGE TOP