2023.08.29
2025年大阪万博 世界各国への説明会配信サポート(Zoomを使えない国はどうする!?)
2025年に行われる大阪・関西万博に向けて、参加する意志を確認したり説明をしたりするイベントがフルオンラインにて3日間、1日3回~4回、各タイムゾーンに向けて行われました。
イベントでは、パワーポイントや動画を使った説明、質疑応答などがおこなわれ、フリートでは主に通訳のサポートや双方向でのZoomのやりとりなどをサポートさせていただきました。
2025年大阪万博 世界各国への説明会配信サポート事例のポイント①
通訳者サポート
今回全世界から参加者が集まるため、通訳者が必須のイベントでした。
ここでポイントとなったのが、今回のイベントにおいては通訳者が主催者の会社に来てZoomに参加するという点です。
Zoomに通訳者が参加する場合、主に以下の2つのケースがあります。
- 自宅から自分のPC環境でZoomに入室する
- 主催者の会社に来てその会社のPCまたは自分のパソコンでZoomに参加する
今回は、主催者の会社に来ていただき、その会社が用意したパソコンを使ってZoomに入室しなければいけませんでした。
普段からパソコンやZoomを利用している人ならわかるかと思いますが、使い慣れていないパソコン環境は使いにくく感じるものです。
Zoomの設定や音声の設定も自分用になっていないので、ここでしっかり設定をしておかないとZoom参加に手間取ってしまったり、音声が入らない・聞こえないなどのトラブルに繋がったりします。
そこでフリートでは、通訳者さんが通訳しやすい環境づくりとして、機材のセットアップからイベントのリハーサル、 まで行いました。
音声テストでは、実際の会議を想定し「各言語でのやりとりが可能であるか?」「各言語の音声が聞こえている」を確認します。とくに今回のようなリレー通訳はタイムラグが大きくなるので、「間のとりかた」や操作方法についても重点的に確認しました。
また、同時通訳が入る場合、 コミュニケーションがとりづらくなるので、通訳開始するタイミングも調整しながら進めました。
今回通訳者さんは全4名ほどいましたが、すべてセッティングさせていただいた結果、トラブルはありませんでした。
海外の電波はZoomに支障はある?
海外でも問題なくZoomを使用できます。
基本的には日本の電波環境と同じだと考えて良いです。
電波の問題ではありませんが、単純に家のインターネット環境が悪い場合も想定されるので、家のインターネット環境が悪い場合は、学校やオフィスからZoomに繋げて登壇していただくケースもあります。
トラブルが起きやすいという点では、インターネット環境よりも、根本的なパソコンの温泉トラブルなどの方が多いです。
通訳者のサポートができるのは通訳配信に慣れているフリートだからこそ!
フリートでは、これまでにも通訳者さんが参加するようなさまざまな国が参加するイベントをサポートしています。
だからこそ、通訳者さんにとってどのような点が悩みになるのか、トラブルになるのかを熟知しているのです。
今回のイベントは、主催者も初めての取り組みだったため、どのようなトラブルが想定されるか、通訳配信においてどのような点に気を付けるべきかもわからない状態でした。
そのため、事前に機材設定・リハーサル・テストをおこなった方が良いという判断をし、アドバイスをしながら進めてさせていただきました。
また、フリートで通訳者さんを手配することも可能ですので、通訳者さんに参加してもらうようなイベントであれば、ぜひ一度フリートにご相談ください。
2025年大阪万博 世界各国への説明会配信サポート事例のポイント②
Zoomに参加できない国をZoomに繋げる!
今回一番のネックになったのが、キューバからの参加者がいた点です。
Zoomは、以下の国では使用が制限されています。(2023年8月時点)
- キューバ
- イラン
- 北朝鮮
- シリア
- ウクライナ(クリミア地域)
つまり、Zoomが使えない国の参加者をZoomに繋げなければいけませんでした。
しかし、フリートではこのようなケースの対策も考えてあります。
Zoomが制限されている国では、Zoomが使えなくともZoomに代わるツールが必ずあるのです。
キューバにおいては「Jitsi Meet」というWeb会議システムがあるので、Jitsi MeetとZoomを繋げてZoomに参加してもらいました。
海外と繋げるZoom配信サポートの経験があるフリートだから、海外の情報も徹底チェック!
今回のイベントのように、Zoomが使えない国はいくつかあります。Zoomが制限される国については、社会情勢が関係しているので、フリートでは常に社会情勢を確認し、Zoomが使えるかどうかも確認しています。
また、Zoomに代替できるアプリにおいても、リスクやトラブルの確認は怠りません。
アプリの安定性や音の出入り、Zoomとどのように繋げるかを常に確認・把握するようにしています。
そのため、今回のようなZoomを使えない国があった場合でも対応可能です。
同じ方法を使えば、取材などでZoom制限国に滞在している日本人を参加させることもできます。
似たようなケースで「ここの国からの参加者はZoomが使えないのではないか……」と悩んでいるのであれば、一度フリートにご相談ください。
全世界を繋げる大規模な配信もフリートにお任せください!
全世界を繋げるような大規模なイベントなら、フリートにお任せください。
過去にさまざまな配信をサポートしているフリートだからこそ、今回のようなイベントもトラブルなく無事に進められました。
通訳者さんのサポートから各国へ向けたアナウンス、想定されるトラブルに対しての対策など、これまでの経験から把握しているので、主催者側が気づけないような点も、フリートがサポートできます。
また、全世界を繋ぐようなイベントの場合、以下のような悩みを持つ企業もあるかと思います。
- 「参加者各国へのZoonのアナウンスに手間がかかる」
- 「参加者各国に対して母国語で案内を送るのが大変」
- 「三カ国語以上の通訳配信をどのように行えばよいのかわからない」
- 「手配した通訳者さんがZoomを使ったことないから不安」
- 「自社だけで通訳者さんを手配できない」
これらの問題は、すべてフリートが解決できます!
フリートはZoomの配信サポートだけではなく、イベント全体をサポートできる経験力を持っているからです!
そのほか、通訳配信などの疑問・質問はぜひお気軽にご相談ください。
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