2024.06.29
【2024年6月】Zoom最新アップデート機能一覧
フリートでは、常にZoomのアップデート情報を確認しています。
そこで今回は、Zoomのアップデートされた内容についてまとめました。
一覧と特に知っておくべき機能で分けて紹介するので、
- よくZoomを使っている
- Zoomミーティングで定例会議をしている
- Zoomの効果的な使い方を知りたい
などに当てはまる方は、ぜひ確認してみてください。
【2024年4月~5月20日】Zoomアップデート機能一覧
2024年5月20日 バージョン6.0.10 (39647)新機能
【一般的な機能】
- Zoom Workplace アプリの [その他] メニューとグローバル ナビゲーションの動作が維持
【 会議機能】
- ミーティングでのポスト量子エンドツーエンド暗号化のサポート
- オンサイト投票 QR コード共有
- 会議で AI コンパニオンが有効になっているときにカスタム免責事項を表示する
【ウェビナーの特徴】
- ウェビナー参加エクスペリエンスとメール収集の機能強化
- Simulive ウェビナー向けに最適化されたビデオ品質のストリーミング
【チームチャット機能】
- メッセージ作成中に文字数制限を超えたことをユーザーに警告 ユーザー
- 会議中チャットとチーム チャット全体で一貫した展開サポート会議
【メールとカレンダーの機能】
- カレンダーのサブスクリプション制御の改善
- イベントをキャンセルする理由を追加する機能
- カスタマイズされたサイドバー エクスペリエンス
- 強化された詳細ページ
【電話機能】
- Zoom Phone アプリで電話番号が複数の連絡先に一致する場合、正しい Zendesk 連絡先を選択
- マルチパーティ通話でホストが参加者を一時的に保留できるようにする
【コンタクトセンターの機能】
- ルーティング プロファイルを使用してキューに転送する場合に、検索可能な新しいスキル ドロップダウンが表示
- エージェントの発信者 ID 選択をセッション間で維持
- 新しい未読メッセージに対するサウンドアラートの設定
【イベントとセッションの機能】
- Zoom Workplace アプリのリソース パネル ナビゲーションの強化
2024年4月22日 バージョン6.0.3 (37634)
【会議機能】
- 個人リンクでの追加文字のサポート
2024年4月15日 バージョン6.0.0(37205)
- Zoom アプリの名前が Zoom Workplace アプリに変更
- 遅れて参加した参加者が、ビデオのミュート解除や開始をブロックされなくなりました。
- 会議タブとカレンダータブの統合
- Windows 7 および 8 のサポート終了
- Zoom デスクトップ アプリのカラー テーマと外観の刷新
【 追加のMSI/GPO/MDMオプション】
- チーム チャットで 1 つのセクションのみを開いたままにする – KeepOnlyOneSectionOpenInChat
- チャットをセクション別に整理 – SeparateIMChatAndChannel
- チーム チャットのファイル転送を無効にする – DisableIMFileTransfer
- 特定のドメインへのファイル転送を許可する – AllowedIMFileTransferDomain
【会議/ウェビナー機能】
- 更新されたアイコンと会議のビジュアル 会議中のエクスペリエンスは、新しいアイコンと、メニューやツールバーのその他の視覚的な変更によって更新
- ミーティング中のツールバーのカスタマイズ
- Google Drive および Microsoft OneDrive ファイルとのコラボレーションの改善
- パーソナライズされたオーディオ分離のための声紋の改善 パーソナライズされたオーディオ分離
- 改良されたコンパニオンモード
- ビデオのポートレート照明
- SIP/H.323 相互運用性 UI の強化
- ホストとパネリストをアンケートへの参加から除外する
- 有効/無効になっている機能の統合通知
- ヘブライ語の自動字幕作成と翻訳字幕のサポート自動字幕作成と翻訳字幕作成のサポートが拡張され、ヘブライ語の字幕も含まれるようになりました。
- ギリシャ語、ベンガル語、ノルウェー語、ウェールズ語の翻訳字幕のサポート 翻訳
- 今後の会議のリマインダー
【会議機能】
- マルチスピーカー ビデオ レイアウトマルチスピーカー
- 会議中の AI コンパニオンの無効化と削除
- 会議中の AI コンパニオン機能の統合有効化
- 主催者向けの AI コンパニオンの同意通知が簡素化
- ミーティングの壁紙
- ビデオ タイルの動的な絵文字反応
- 外部参加者に関する拡張リモート コントロール設定のサポート
- AV1 ビデオ コーデック
【ウェビナーの特徴】
- ウェビナー リアクションの完全な絵文字スイートのサポート
- メールを収集しないウェビナーのメール フィールドを削除
- ウェビナーのカスタマイズされた待合室
【チームチャット機能】
- Zoom AI コンパニオンを使用したチーム チャットの文章完成
- 拡張された言語サポート チャット作成とスレッド サマリー、AI コンパニオン機能
- 継続的な会議チャットの会議サマリーに含まれる会議アセット
- チーム チャットのパブリック チャネルの制限を 250,000 人に増やします。
- チームチャットの機能が強化されました: タブ、分割ビュー、チャット設定、リソース管理
- フォルダ レベルでのチャットの並べ替え
- Markdown フォーマット
- サイドバー フィルターの強化
【メールとカレンダーの機能】
- Zoom メールの文章補完
- Zoom デスクトップ クライアントでのサインインの機能強化
- Zoom のメールとカレンダーのタブを別のウィンドウに表示
- 通知にサイレント モードを追加
- 追加したアカウントから切り替えずにメールを直接送信
- 受信トレイの整理に「スター付きを先頭に表示」オプションを追加
- グループ出席者サポートの強化
- Zoom カレンダーとデスクトップ アプリのホーム スケジューラを統合
【ズームクリップ】
- Zoom Clip の注釈および描画ツールの強化
- Zoom クリップの埋め込みと共有の機能強化
- きめ細かな制御で会議の録画をクリップとして共有する機能
- Zoom クリップの録画を開始するためのキーボード ショートカットが追加
Zoomアップデートでとくに知っておきたいおすすめ機能
上記はアップデートされた全機能になりますが、すべての機能を使ったり試したりするのは難しいかと思います。
「必要な項目だけ教えてほしい」
と思う方もいるかと思いますので、以下にとくに便利な機能を抜粋して紹介します。
Zoom Workplace アプリの [その他] メニューとグローバル ナビゲーションのカスタマイズ
この機能では、ZoomWorkplace デスクトップアプリのグローバル ナビゲーションツールバーのカスタマイズが自由になりました。
「その他」メニューの任意の項目をクリックしてツールバーに固定すれば、そのメニューにアクセスしやすくなります。
なお現時点(6月29日)のZoom最新バージョンの【6.011】では、詳細に入っている項目を下のメニューバーにドラッグアンドドロップでアイコンとして入れ込めるようになっています。
利点として、操作ミスを防げる点があります。
従来のバージョンでは、画面を縮小した際にブレイクアウトルームとレコーディングが並んでしまい、操作ミスが起きやすい状態でした。(以下画像参照)
アイコンのカスタマイズが可能になったことで、よく使う機能だけをメニューバーに設置できるので操作ミスがなく、一つひとつの操作をスムーズに行えます。
また、以下画像のようにアイコンを全て消すことも可能です。
オンサイト投票 QRコード共有
会議中の投票機能をスムーズに行えるようになりました。
ユーザーは、主催者が表示する QR コードをスキャンすることで、会議中に投票に参加できます。
QRコードの取得は、以下画像のように「QRコードを取得する」から行えます。
Zoom アプリの名前が Zoom Workplace アプリに変更
機能的な改善ではありませんが、Zoom アプリの名前が Zoom Workplace アプリに変更されました。
ですから、今後は「Zoom Workplaceについて~」などといった会話も予想されますが、名前が変わっただけでこれまでのZoomと何ら変わりません。
ZoomとZoom Workplaceが別物だと誤解しないように注意してください。
Zoom デスクトップ アプリのカラーテーマ
Zoomデスクトップアプリのカラーテーマを変更できるようになりました。
設定できる色は「青、緑、赤」の3種類です。
ライトモードで実行しているときに使用でき、アプリの設定から選択できます。
たとえば、これまでZoomを使用中の背景は黒のみでした。
以下の設定をおこなうことで、色を変更できます。
Zoomがアップデートされたらすぐに更新した方がいいの?
今回紹介したように、Zoomは定期的にアップデートされています。
しかし、アップデートされたからといって、すぐに更新した方が良いとは言えません。
場合によってはZoomの動作が重くなったり、アプリ自体が落ちやすくなったりするケースもあるからです。
ですので、Zoomがアップデートされた場合には、少し日数を置いて動作異常の報告がないかを確認してから更新してください。
フリートのこのブログでもアップデート情報をお伝えしていきますので、更新をする際にはぜひご確認ください。
今回紹介されてる機能が表示されてないんだけど…?
Zoomのバージョンが古いものだと、今回紹介した機能が表示されていないかもしれません。
その場合は、Zoomの更新を行ってください。
現在のバージョンの確認や更新については、Zoomデスクトップアプリのプロフィールをクリックするとメニューが表示されます。
なお、Zoomの更新は、時間を要する場合もあります。
Zoomミーティング直前に更新をしてしまうと「ごめん、更新始まっちゃってZoomできなくなっちゃった!」なんてこともありえるので、必ず時間の余裕があるときに行いましょう。
Zoomアップデート情報を常にチェック!
Zoomがアップデートされた場合には、何がどのように変更されたのか確認しておきましょう。
重要なアップデートの場合もあるので、見落としがないように気を付けてください。
とは言え、アップデートの度に確認するのは難しいと思いますので、ぜひフリートブログを参考にしてください。
今後もアップデートに合わせて重要な機能をお伝えしていきます!
また、アップデートによる不具合や使い方など、質問や疑問などがあればお気軽にご相談ください。
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