スタッフブログ

2024.07.26

Zoomの「表示」機能の内容と使い方

Zoomを最新バージョン(バージョン6.0.10)にアップデートすると、さまざまな機能が使えるようになります。

しかし、反対に

「これって何に使うの?」
「この機能の使い方がわからない」

と悩まれる方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、Zoom右上にある「表示」機能からできることや使い方について解説します。

Zoomの「表示」ってどこにあるの?

Zoomの「表示」は、画面右上にあります。

さらに「表示」をクリックすると、いくつかのメニューが表示されます。

これらのメニューを使用してZoom利用中のカスタマイズができるので、ぜひ色々と試してみてください。

Zoomの画面表示方法は4つ

まず、Zoomの画面表示の方法の4つを解説していきます。

それぞれで画面の見え方が大きく異なりますので、使いやすいものを選択してください。

また、アップデートにより追加された表示方法もありますので、以下を参考にしてください。

「スピーカー」の見え方

スピーカーを選択した場合は、メインの発言者1名か、スポットライト機能で選ばれた人だけが画面に映ります。

主な使い方としては、レクチャーや講義など、一人の人に注目してほしいときに有効です。

なお、スポットライト機能で複数人選ばれた場合には、最大で9名まで表示されます。

「ギャラリー」の見え方

ギャラリーを選択した場合は、参加者の画面が複数個同時に表示されます。

社内会議などで、複数人の様子が同時に分かるようにしたい場合に有効的です。

全員の顔が見えるようになるので、対面での会議と感覚が近くなります。

また、イベントなどで記念写真のスクリーンショットを撮る際にも、ギャラリービューであれば全員の顔を映せます。

ちなみに、ギャラリービューで表示できる人数は25人または49人。

設定はZoomアプリからおこなえます。

「マルチスピーカー」の見え方

マルチスピーカーは、スピーカービューと似ている機能ではありますが、表示される人数が異なります。

スピーカービューが話している人、一人しか表示されないのに対して、マルチスピーカーはマイクを検出した人が複数人表示されます。

つまり、話している人が2人いれば、2人が強調表示されます。(以下画像参考)

この機能は、複数名の会議で発言者が複数いる場合に便利に使えます。

大人数の会議等で意見を求めたときに、「すいませーん、今発言した人、どの方ですか?」となってしまうことがあるかと思います。

マルチスピーカーであれば、声を出した人を強調表示してくれるので、このようなことがなくなります。

ただし、「どの位の時間」「どの位の声の大きさ」で強調表示されるかについては、現在調査中です。

一言二言では強調表示されない場合もあります。

また、運営側としては、発言者が何人もいるときに便利です。

発言者が5人~6名いる場合、一人スポットライトをあてるのは難しく、トラブルを誘発しかねません。

マルチスピーカーであれば、自動的に強調表示してくれるので、一人ひとりにスポットライトを当てる必要がなくなります。

「イマーシブ」の見え方

イマーシブでは、複数の参加者が特別な背景の上に表示されます。

会議などで、雰囲気を一新したい場合に使えます。

また、集合写真を撮影する上でも盛り上がりそうですね。

ギャラリーソート方式とビデオ順

「ギャラリーソート方式」と「ホストのビデオ表示順に従う」のメニューについて解説します。

「ギャラリーソート方式」は、単に画面に表示される参加者の順番を一定の規則に従って並び替えるものです。

以下画像のように「名」「姓」「参加時刻」の順番で並び替えられます。

この参加順は、以下で解説する「ホストのビデオ表示順に従う」にも関係してきます。

ホストのビデオ表示順に従う

「ホストのビデオ表示順に従う」の設定をすると、参加者のビデオ表示のギャラリービューの並び順を、ホストが選択したものに並べ替えることができます。

ただし、ZoomウェビナーかZoomミーティングかによって、適用されるかどうかが異なります。

  • Zoomウェビナー:スピーカービュー・ギャラリービューに適用
  • Zoomミーティング:ギャラリービューのみに適用。

実際にホストがこの設定を反映させると、以下のようなメッセージが表示されます。

設定されている中で参加者が表示順を変更しようとした場合は、以下のメッセージが表示されます。

この機能を使えば、以下のようなシーンで有効活用できます。

  • 役職準に並び変えて、他の参加者の人にも使ってもらう。
  • 画面の表示に従って発言者を指名できる(一番上の右から〇番目の人 など)

テーマの変更・ミーティングの壁紙設定

「テーマの変更・ミーティングの壁紙設定」については、自分のZoom表示画面のカラーをカスタマイズできます。

この機能については、過去の記事で解説しているので、そちらを参考にしてください。

【【2024年6月】Zoom最新アップデート機能一覧|Zoom デスクトップ アプリのカラーテーマ

「セルフビュー・音声参加者」の非表示

「セルフビュー・音声参加者」の非表示は、いずれも自分のパソコン上のみで適用される機能です。

自分のZoomの画面を見やすくしたい場合やわかりやすく管理したい場合に使用してみてください。

セルフビューを非表示にする

「セルフビューを非表示にする」は、自分の顔が映っている画面を非表示にする機能です。

ただし、適用されるのは自分のパソコンのみなので、他の参加者には自分の顔は表示されています。

何かしらでZoomの画面を管理する際に、自分が邪魔だと感じる場合は、設定をONにしてみるのも良いかもしれません。

音声参加者を非表示にする

「音声参加者を非表示にする」は、ビデオをオフにして音声のみで参加している参加者を非表示にする機能です。

ただし、この機能も適用されるのは自分のパソコンのみです。

この機能は、ブレイクアウトルームで有効活用できます。

たとえば、研修やワークの際に、ブレイクアウトルームで参加者が話し合いなどをしているとします。

通常であれば、このブレイクアウトルームに講師や上司が入室すると、そこで作業や議論が止まってしまいます。

しかし、参加者が全員「音声参加者を非表示にする」の設定にしておくと、当然ながらビデオをオフにしている人は映らないので、講師や上司などは人知れず、ブレイクアウトルームがどのような状態になっているのかを確認できるのです。

ミーティングタイマーを非表示にする

文字通り、ミーティングタイマーの表示・非表示を選択できます。

表示している場合は、以下のようにミーティングの接続時間が表示されます。

非表示にした場合は、接続時間が表示されません。

Zoomに関する疑問はフリートへご相談ください

フリートでは、Zoomの機能を最大限に活用するために、日々、アップデートされた機能について調査しています。

これらの機能を活用し、よりスムーズなウェビナー・ミーティングをサポートするためです。

今後もZoomのアップデートや新機能があれば調査していきますので、ぜひフリートのブログを参考にしてください。

そのほか、Zoomに関するご相談や依頼などがあれば、お気軽にご連絡ください。

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