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2024.05.22

TeamsとZoomの「特徴・機能・プラン」を徹底比較!どっちを選ぶべき?

web会議ツールを使用するにあたって、TeamsとZoomのいずかれで迷った経験はありませんか?

どちらも優秀なツールだからこそ、どんなときにどちらを選べば良いのかわかりませんよね。

そこで今回は、TeamsとZoomの違いを比較していきます。

それぞれの違いを理解して、自社のやりたいことに合うほうを選択してください。

 

TeamsとZoomの概要

まずはTeamsとZoomの概要について解説します。

どちらもWeb会議ツールではありますが、提供会社や大きな特徴が異なります。

Teamsとは

Teamsは、Microsoft社が提供するコラボレーションプラットフォームです。

Teamsは単なるWeb会議ツールにとどまらず、ビジネスチャット、ファイル共有など、業務を円滑に進めるための様々な機能を備えています。

大きな特徴は、Microsoft 365の他のアプリケーションとの豊富な連携機能です。

例えば、ExcelやPowerPointなどを使った共同作業機能により、通話しながらリモートで複数の人と同時に資料の閲覧や編集をおこなえます。

Zoomとは

Zoomは、Zoom Video Communications社が提供する世界的に人気のあるWeb会議ツールです。

国内外を問わず、多くのユーザーに利用されています。

Zoomには無料プランと有料プランが用意されており、ニーズに合わせて選択することができます。

大きな特徴は、アプリのインストールが不要な点です。

会議の主催者が発行したURLをクリックするだけで、ウェブブラウザから簡単に会議に参加できます。

この機能により、パソコン、スマートフォン、タブレットなど、様々なデバイスでZoomを利用することが可能です。

Zoomは、シンプルで使いやすいインターフェースと幅広いデバイスとの互換性により、ビジネスシーンだけでなく、教育機関や個人でのコミュニケーションにも広く活用されています。

TeamsとZoomをプランから徹底比較

TeamsとZoomを「無料・有料・最上位」の3つのプランで比較していきます。

プランごとに機能性や制限などが異なるので、それぞれの特徴を踏まえて合うものを選択しましょう。

Teams・Zoomの無料プランを比較

Teams Zoom
最大利用可能人数 100名 100名
利用時間 60分 40分

無料プランで比べると、利用時間の制限が大きな違いです。

Zoomは利用時間が40分までですが、Teamsは60分使えます。

ただし、機能はZoomのほうが充実していますので、以下のような判断軸で選ぶと良いでしょう。

  • 無料でも多くの機能を利用したい…Zoom
  • 無料でも長時間の通話をしたい…Teams

Teams・Zoomの有料プランを比較

Zoomの有料プランについては、「プロ・ビジネス・ビジネスプラス」とありますが、ここでは「Zoom ビジネス」と「Microsoft 365 Personal」で比較していきます。

Teams Microsoft 365 Business Standard Zoom ビジネス
料金 1,874円/月 2,500円/月
最大利用可能人数 300名 300名
利用時間 最大30時間 最大30時間
クラウドストレージ 1TB 5GB

有料プランを比較してみると、Teamsのほうがクラウドストレージ容量が多く、費用も安いです。

大きく変わる部分はありませんが、コスパの良さで選ぶとするならば、Teamsが良いと言えるでしょう。

Teams・Zoomの最上位プランを比較

Teams Microsoft 365 Business Standard Zoom エンタープライズ
料金 1,874円 ユーザー/月 要問合せ
最大利用可能人数 300名 最大1,000名
利用時間 最大30時間 最大30時間
クラウドストレージ 6TB 無制限

最上位プランで比較すると、機能性等について充実しているのはZoomです。

Zoomの最上位プランでは、最大利用可能人数1,000名で、クラウドストレージの容量に制限はありません。大規模なイベントや会議でも使用できます。

Teamsは最上位プランでも比較的料金が安いですが、Microsoft 365 Business Standardとそこまで大きく機能性は変わりません。

これらを加味すると、最上位プランを選ぶなら機能性が充実しているZoomが良いと言えます。

TeamsとZoomの機能の違い

TeamsとZoomの機能の違い

TeamsとZoomの機能の違いを見ていきましょう。

  • 録画機能
  • チャット機能
  • セキュリティ

3つの観点から解説していきます。

録画機能の違い

Zoomの無料版では、会議の録画機能が標準で提供されいます。

一方、Teamsでは録画機能を利用するには有料版へのアップグレードが必要となります。

この点においてはZoomの無料版が良いと言えます。

ただしZoomの無料版で録画を行う場合、録画データの保存先が自分のパソコン(ローカル)となることに注意が必要です。

もし録画機能を積極的に活用していきたい場合は、有料版へのアップグレードをおすすめします。

チャット機能の違い

チャット機能については、Teamsが大きなメリットをもっています。

Zoomでは、会議中のみチャットやファイルの共有が可能ですが、Teamsでは会議の有無に関わらず、組織外のユーザーを招待してチャットやファイルの共有ができます。

さらに、TeamsはWord、Excel、PowerPointといったOfficeアプリケーションとの連携も可能です。

これにより、Teams上で他のメンバーとリアルタイムに共同編集を行うこともできます。

セキュリティの違い

TeamsとZoomでは、セキュリティ環境も異なります。

それぞれのセキュリティ機能について確認していきましょう。

 

【Teams】

  • 「外部アクセス制御」設定…一部組織内のリソースへのアクセスを制御しつつ、取引先やパートナーなどと、会議、チャットなどができる設定
  • 「ゲストアクセス制御」設定…あらかじめ制限されたアクセス権を付与することで、チャット、通話、会議で Office アプリを使用した共同作業を外部ユーザーと行える

 

【Zoom】

  • 暗号化によるミーティングのロック・パスワード設定…暗号化によりミーティング中の映像や音声を保護
  • シングルサインオン(SSO)…組織の認証情報を使用してサインインする方法

 

上記のセキュリティの違いから考えると、以下のような使い分けが良いでしょう。

  • Teams…外部の人と共同作業をするなどで使用
  • Zoom…会社や組織で使用

TeamsとZoomの連携も可能!

TeamsとZoomの連携も可能!

TeamsとZoomは、それぞれ異なる強みを持つWeb会議ツールですが、両者を連携させて使用することで、より柔軟で効果的なコミュニケーションが可能になります。

連携により、Teams内でZoomのWeb会議やチャット機能を直接利用できるようになるのです。

ただし、この連携を行うには2つの条件があります。

まず、Teamsにおいて管理者(Admin)またはオーナー(owner)の権限を持っている必要があります。次に、Zoomで「プロ」以上のプランを契約している必要があります。

連携の手順は以下のとおりです。

  1. 1.Teamsのアプリ検索でZoomを検索し、インストール
  2. 2.ダウンロードしたZoomアプリにZoomアカウントでログイン
  3. 3.アプリの指示に従って、Microsoft365のアカウントでもログイン

 

以上の手順を完了すれば、TeamsとZoomの連携ができます。

TeamsとZoomを連携させることで、状況や相手に応じて適切なツールを選択し、使い分けることが容易になります。

2つの強力なツールを組み合わせることで、ビジネスコミュニケーションの可能性が大きく広がるので、ぜひ連携もおこなってみてください。

TeamsとZoomはどっちを選ぶべき?

TeamsとZoomの機能などの違いを解説してきましたが、一重にどちらが良いとは言い切れません。

時間・人数・機能など多くの違いがあるので、それぞれの特徴を加味して適切な方を選んでください。

あえてそれぞれを分けるのであれば、Teamsのほうが共同で作業を進めるなどのプロジェクト向きで、Zoomのほうがオープンな交流で使われる傾向があります。

私たちフリートは、多くの参加者が集うイベントをサポートするケースが多いので、基本的にはZoomを用いています。

ただし、Teamsを使用したいとう要望がある場合には合わせることもできますので、ご依頼時にご相談ください。

そのほか、TeamsとZoomの違いや、連携手順、どのようなイベントにどちらを使うべきか?など、お気軽に相談いただいて構いませんので、まずはお問い合わせください。

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