2023.08.25
同時通訳レシーバーを使わない同時通訳Zoom配信|Andrew Ng氏来日JDLA特別講演事例
2023年7月14日、東京大学安田講堂にて、JDLA主催Andrew Ng(アンドリュー・ン)氏による特別講演『「AI活用と人材育成 グローバル最前線」〜生成AI/ChatGPTの先にあるもの〜』が開催されました。
ディープラーニングAiの創設者でもあるAndrew Ng氏の特別講演ということで、本公演の参加者は1,000人以上。
日本ディープラーニング協会理事長の松尾豊先生とのパネルディスカッションや、LinkedIn
日本代表の田中若菜さんなども参加され、とても豪華なイベントとなりました。
今回フリートは、本イベントにおいて映像設備のオペレートや通訳配信などをサポートいたしました。
日本の企業にとって今後の課題となる重要なAi活用についてディープラーニングAiの創設者Andrew Ng氏の意見を聞けるのは、とても貴重な体験です。
その貴重な講演を、参加者が誰もが漏らさずに聞けるよう、フリートならではのアイデアを実施しました。
JDLA主催Andrew Ng氏特別講演『「AI活用と人材育成 グローバル最前線」〜生成AI/ChatGPTの先にあるもの〜』概要
今回登壇されたAndrew Ng(アンドリュー・ン)氏は、以下の経歴を持つ物凄く権威のある方です。
- スタンフォード大学非常勤教授
- Coursera の共同創設者兼会長
- DeepLearning.AI 創設者
- AI Fund のマネージング ジェネラル パートナー
- Google Brain チームの創設リーダー
2013年のTIME誌では、世界で最も影響力のある100人のなかの一人として紹介されています。
Andrew Ng氏による「生成Aiについて」のほか、日本ディープラーニング協会理事長の松尾豊先生とのパネルディスカッションなど、これからの時代を切り開くなかで、とても貴重な話しを聞けるイベントとなりました。
通訳レシーバーを使わない同時通訳Zoom配信
【1】フリートだからできた通訳必須イベントの課題解決
今回のイベントでは、Andrew Ng氏の登壇があるため、通訳は必須でした。
初期の段階では、スクリーン上に字幕を出す案もありましたが、以下のような難題があったのです。
- 自動字幕では翻訳の性能が落ちてしまう
- スクリーンに文字を入れることで絵面が綺麗に見えなかったり資料を映す範囲が狭くなったりする
- 奥の観客席からは字幕が見えにくい
そこで、主催のJDLA様と協議を重ねた結果、参加者に通訳音声を聞いてもらおうということになりました。
しかし、通訳音声を届けるにも、1,000人以上が集まるイベントであったため、以下2つの大きな課題があったのです。
- 参加者全員に通訳された言語を届くようにしなければならない
- 参加者全員分に同時通訳のレシーバーを用意すると費用がかさんでしまう
上記の課題を解決したのが、Zoom配信。
以下で、具体的にどのように解決できたのかについて解説します。
参加者にZoomに入室してもらい翻訳音声を届ける仕組み
単純に通訳の音声を届けるだけであれば同時通訳用のレシーバーを用意して参加者に配る方法もありましたが、今回のイベントでは、参加人数が1,000人以上もいました。
つまり、1,000台以上のレシーバーを用意しなければいけません。当然1,000台以上のレシーバーを用意するとなれば莫大な費用がかかります。
そこで、参加者各々のスマホでZoomに入室してもらい、翻訳音声をZoomからも聞けるようにして、翻訳音声を届ける仕組みにしました。
会場からは英語、Zoomからは翻訳者の日本語音声が聞こえる状態です。
これによって、参加者全員に漏れなく音声が届く上に、イベント自体の大幅な費用削減も可能になりました。
従来のイベントではいくつものレシーバーなどを用意しなければいけませんでしたが、今回の事例のようにZoomを使えば手軽かつ費用を抑えた通訳配信が可能です!
通訳音声をZoomで配信できたのはフリートだからこそ!
今回、Zoomをレシーバー代わりにするという案のほかにも、プロジェクターに字幕を出すという案も出ました。
しかし、実際に字幕を試したりプロジェクターに映したりした上で、映像では「顧客満足度が下がる」という懸念が生まれ、Zoomを使う結果になりました。
このように、フリートでは実際に出た案を試してみてから再度話し合いをおこないます。
「どの方法を試した場合にどのようなリスクや懸念点があるか」を伝え「より顧客満足度を高めるためにはどのような方法があるのか?」を考えながらイベントを一緒に作り上げていきます。
このような提案・相談がおこなえるのは、フリートの現場経験のノウハウが蓄積しているからです。今回Zoomを使うという結果になったのも、これまでフリートがサポートしてきたZoom配信において、信頼を得ているからです。
JDLA様は長くお付き合いさせていただいているので「フリートなら対応してくれるだろう」という信頼が、今回のイベントの成功につながっているのではないかと思います。
通訳レシーバーを使わない同時通訳Zoom配信
【2】記録動画を綺麗に撮るこだわり
今回のイベントでは、アーカイブ用の記録動画の撮影もフリートがおこなっています。
その上でとくに重視したのが「カメラをどこに設置するべきか」という点です。
広い会場のなかでは、カメラの設置位置によって動画の美しさが変わります。
また、今回のような大人数が参加するイベントでは、参加者の邪魔にならない位置を考える必要があります。
そのため、フリートではイベントから1ヵ月前にロケハンをおこない、以下の点を確認しています。
- 会場がどのような作りなのか?
- どのようなステージでどのくらいの高さなのか?
- 電源をとれる場所の確認
- 何mのケーブルが必要なのか?
とくに今回は2階席もあったために、カメラ設置位置の難易度は高かったです。
もしロケハンをおこなわずにいたら、イベント当日にバタバタしたり予期せぬトラブルになったりしたかもしれません。
ただし、当日のチェックも欠かせません。
実際に、事前に2階席前方に設置したカメラは当日参加者の邪魔になると判断して、後方に移しています。
このような瞬時の判断も、これまでの経験があるからこそできることです。
通訳レシーバーを使わない同時通訳Zoom配信
【3】Zoomを隅々まで熟知しているから出せる提案!
今回のようなZoomをレシーバー代わりにするというイベントは、レアなケースです。
オンライン参加とリアル参加者がいるようなハイブリッド配信で同時通訳をおこなうケースはありますが、オンライン参加者のいない状態でリアル会場にいる参加者に対してZoomを配信するという例はほとんどありません。
しかし、それを実現できたのは、フリートの経験とJDLA様の信頼があったからこそです。
JDLA様も、Zoomのプロとして信頼してくださっているからこそ、今回のような新しい案が生まれました。
この信頼が生まれたのは、私たちが顧客満足度を高めるために一緒にイベントを作り上げる姿勢でいるからだと思います。
今回のZoomを使った取り組みも、ロケハンも、すべては参加者の満足度向上を考えた上で実施しています。
そして、それを実現できるのは、間違いないフリートスタッフが多くの経験を積んでいるからです。
ぜひ、今回の事例も参考に「こんなイベントをおこないたいけど、懸念点がある…」と悩んでいる企業様は、一度フリートにご相談ください。
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