オンライン配信代行会社の特徴とサポートをまとめてご紹介
Zoom配信代行、Zoom配信オペレーションを専門に、様々な企業、団体のオンライン会議・オンラインセミナー・オンライン採用活動をサポートするフリートです。
イベントを催すにあたり、オンライン配信を選択する企業や団体が多くなってきました。
そのことに伴って、小規模スタジオから機材専門店などなど……。
オンライン配信代行を新事業として展開する会社も増えてきており、代行を依頼する会社の選択肢も拡がってきています。
ITツールが苦手な方やオンライン配信が初めての方であれば、なおのこと、「どの配信代行サービスを利用すべきか」依頼への決定打が見つからないお客様も多いのではないでしょうか。
ここで強調したいことは、オンライン配信代行会社は数あれど、会社によって”強み”は違うことです。催すイベントの内容によっても、”正しい”配信代行会社の選定ポイントは異なります。
そこで本日はオンライン配信代行事業を展開する会社を本来の事業別に分けて各々の得意分野をご説明、その後Zoomの配信に特化した弊社フリートのオンライン配信サポートについてご紹介します。
各オンライン配信代行会社の特徴をとらえる!それぞれのオンライン配信サポートは?
主に、オンライン配信代行サービスは下記の会社が提供しています。
- 映像配信会社
- 機材専門会社
- 貸しスタジオ・貸し会議室会社
- イベント会社
- オンライン配信専門オペレーター
それぞれの強みや得意な配信内容を見ていきましょう。
各オンライン配信代行サービスのサポート
【1】テレビ並のクオリティを実現する映像製作会社・企画力もある動画製作会社
映像配信会社は、テレビ局の番組製作や生中継ロケを撮影してきた経験を持っており、テレビ番組制作のノウハウとハイスペックな撮影機材を持っていることが強みです。
ハイクオリティな映像を配信したい場合は、映像配信会社が適しています。
テレビ番組を製作する撮影機材であれば、たとえばシネマティックな映像を撮影したり背景をボカしてドラマチックな演出を凝らすこともできるほか、被写体の激しい動きを追った映像を撮影することも可能です。
無論、スポーツ観戦や音楽ライブイベントなどは、素人がビデオカメラで撮影しようにも限界があります。
ほか重要な株主総会や新商品発表会など、格式の高さを追求するイベントを企画されるお客様にも好まれます。
大きく「映像を作る会社」のくくりで言えば、動画制作会社も配信代行サービスを展開しています。
テレビではなく、主にYoutube動画や企業の動画広告を制作してきた経験を持つため、撮影技術に加え企画力にも定評を持ちます。
事前に収録した映像をイベント当日に流したい、映像コンテンツの企画も一緒に考えて欲しい希望を持っていれば動画制作会社の配信代行サービスは便利でしょう。
ただ、動画のプロである映像配信会社は高性能な機材を持っている分、機材のレンタル代や扱うスタッフの人数も多くなり、依頼金額が高額であることも覚えておきましょう。
真に高価な機材が必要なイベントか、依頼前に検討してみる必要があります。
各オンライン配信代行サービスのサポート
【2】技術力に特化!機材専門会社
機材専門会社は、ライブDVDの制作やテレビ放映外でも様々な動画制作に携わってきた経験を持っています。
コンサートホールやドームなど、大規模な会場の機材設営からオペレーションまで一貫して依頼できることが強みです。
機材を専門に取り扱う会社であるため、必要に応じて特別な撮影機材を海外から取り寄せるなど、技術力の高さを強みにしている会社も少なくありません。
もちろん、上に紹介した映像配信会社同様、ハイクオリティな映像撮影にも期待が持てます。もちろんコストが高い特徴も共通しています。
各オンライン配信代行サービスのサポート
【3】貸しスタジオ・会議室によるオンライン配信代行
これまでスタジオや会議室をレンタルしていた会社もオンライン配信代行サービスを始めております。
貸しスタジオとレンタル会議室の特徴を順番にご説明してまいります。
撮影・音楽スタジオ
まずスタジオの場合、規模やスタジオの特性を把握する必要があるでしょう。
テレビ番組製作にも利用されてきた貸しスタジオであれば映像撮影に最適な設備と空間があらかじめ整えられています。
たとえば、照明機材、CGや写真を背景にして出演者の映像を合成する「クロマキー合成」を可能にする機材と環境が整えられているスタジオでは、「eスポーツ」の生中継に、オンライン上の番組制作、会見などのイベントが得意です。
撮影会場をきちんと整えたい、配信の際にスタジオ感を出したいお客様にとって、貸しスタジオのオンライン配信代行サービスは便利です。
一方で、企画段階から一緒に内容を考えてくれるスタジオは少数かもしれません。
会場と撮影機材の貸し出しのみをスタジオに求める場合は、オンライン配信のオペレーションや企画も自力で考える必要があります。
お客様がオンライン配信に慣れないうちは不安が残るかもしれません。
貸し会議室
会議室もオンラインセミナーやオンライン会議を行うために、最適な撮影環境を提供しています。
大人数が収容できる会議室であれば、たとえばオンラインとオフライン両方から会議に参加できる「ハイブリッド配信」「ウェビナー」も配信可能。
なかには、オプションプランとして配信オペレーターを用意していたり、撮影を依頼できたりする会議室も存在します。
「テレビ並のクオリティは必要ないが、安定したクオリティで配信したい」お客様は、レンタル会議室の配信代行サービスを検討してみてもいいかもしれません。
ただ、利用する場合は、お客様が配信したい内容と会議室のオンライン配信設備が噛み合っているかどうか、確認する必要もあります。
レンタル会議室の場合は既に会場と撮影機材が決まっています。
また、担当するオペレーターによって得意な配信分野、得意なツールに偏りがないとは言い切れません。
初めてオンライン配信代行を依頼するにあたり、たとえば、初心者に向けたサポートや相談窓口があるか……事前にチェックをすることで当日回避できるトラブルもあるでしょう。
各オンライン配信代行サービスのサポート
【4】配信オペレーションの相談窓口役 イベント会社
イベント会社は、イベントやプロモーション依頼を受けて、企画を考案、専門会社へ業務を割り振っていくことが仕事です。
上記で紹介してきた、映像撮影会社やスタジオなどに広いネットワークを持っているため、企画内容の相談から依頼できる強みを持っています。
たとえば、「会社でオンライン配信も兼ねたイベントを企画したいが、そもそも企画内容を決めることができない。」お客様の強い味方です。
適宜相談や手配ができるイベント会社は大企業の新商品説明会や株主総会など、大規模なイベントを得意としております。
金額は多少かかっても、企画から会場手配、配信まで全てお任せしたいお客様はイベント会社のオンライン配信サービスがお勧めです。
各オンライン配信代行サービスのサポート
【5】Zoom配信に特化したオンライン配信専門オペレーター フリートの場合
これまで紹介してきたオンライン配信サービス会社はそれぞれ特徴を持っておりますが、「オンライン配信に特化している」わけではありません。
弊社フリートの特徴はZoomやTeamsなど、オンライン配信ツールに特化していることです。配信オペレーターとして実績を多く持っていることに強みを持っています。
特にZoomを用いるオンライン配信は弊社に任せて下さい。
たとえばZoomには、チャットの「コメント機能」「反応ボタン」「ブレイクアウトルーム機能」などが搭載されております。
使い方次第では視聴者から意見を募ったり、少人数でのグループディスカッションも実現することもできます。
参加者が100人単位であっても柔軟なコミュニケーションを取れる汎用性の高さこそZoomの魅力です。
もっと言えばZoomは画質や音質を圧縮して配信するツールなのですが、この仕様はあまり知られておりません。
配信にZoomを用いるのであれば、高画質・高音質を追求しても意味がありません。
同時に、動画のクオリティは受信者のPC・端末のスペックにも依存することも意識しておきましょう。
またZoomは仕様変更やアップデートの更新頻度が高いツールとしても有名です。
弊社はアメリカ本社のZoomサービスサイトを毎日チェック、最新情報を絶えずキャッチアップして全スタッフで共有しております。
最新機能を客様にご提案する前に、スタッフ間で機能を検証することは当たり前。
また、突然の仕様変更など、イベント当日の配信で起こりうる全ての問題を予め潰し、万が一の事態にも対応できる態勢を整えて仕事に挑みます。
フリートは使う機材や配信するツールの機能を熟知したうえでお客様のイベントの目的と内容、ゴールまでもヒアリング。
最適な企画・配信環境を整え、配信をただ代行するのではなく、配信を成功に近づけるアイデアや提案力に自信を持っている会社です。
Zoom配信代行を成功させるため、参加者全員に配慮
もちろん弊社が熟知しているのはツールや機材の使い方だけではありません。
オンライン配信では、主催者側だけでなくイベント参加者のITリテラシーにも考慮する必要があります。
Zoomはリモートワークの推進と共に浸透こそしましたが、まだまだ新しいツールです。
大人数のイベントともなれば、参加者全員が操作に長けているとも限りません。
弊社では独自でマニュアルを作成するほか、電話で問い合わせられるカスタマーサポートを用意しておりZoomに不慣れな参加者へのサポートも充実させています。
お客様のイベント、オンライン配信を成功させるためには、多角的な視点をもったサポートが不可欠だからです。
とは言え、上でご説明した通り、Zoom配信に適していないイベントも多数存在します。
音楽ライブ配信やスポーツの試合など高度な撮影技術や機材が必要なオンライン配信にZoomは不向きです。
オンライン配信代行会社への依頼には、イベント内容を鑑みたうえで、適切な機材・プラン・予算から、お客様に寄り添う会社を選定する目線が求められます。
Zoom配信をサポートする専門家フリート 若旅オンラインの事例
フリートではこれまで、会議やセミナー、ウェビナーをはじめとし、記者会見にオンライン採用イベント、パネルディスカッションなど様々なイベントのオンライン配信を担当し、配信を成功させてきました。
さて、ここから企画・ご提案から配信オペレーションのサポートまでを承った弊社の実績を紹介します。
例にとるのは『若旅オンライン』です。
若旅オンラインは、例年、山口県で催されていた就活イベントです。
全国の就活生を対象に1泊2日のバスツアーを企画、山口県内の魅力と共に県内の企業を巡り、社員との交流を目的としています。
2020年は新型コロナウイルスの影響により、オンライン配信での試みを余儀なくされ弊社にご相談いただきました。
主催者からは、リアルで開催していた時と同じく、イベントを通して山口県の魅力も伝えつつ、就活生が各企業の理解を深められるようにしたいとご要望をいただきました。
イベント自体も丸2日にわたる配信のため、長時間でも飽きずに視聴できるコンテンツも求められていました。
イベント開催の半年前から打ち合わせを行うほか、オンライン配信の特徴を活かした企画のご提案も弊社の腕の見せ所です。
まず、Zoomで配信する際にはiPhoneやiPadを利用して各拠点の中継を行い、撮影された動画をその場でトリミングやテロップを入れて工夫を取り入れました。ライブ感を演出するためです。
また、司会者を用意することは、社員と就活生のコミュニケーションを円滑にすることを目的としています。
ほかにも、リアルな旅行感を家からでも体感してもらえるよう、360度カメラを使って実際の道を撮影しました。
こうすることで視聴者は自分のパソコン画面から見たい向きへとカメラを動かせるので、実際に歩いているかのような体験を味わうことができます。
加え、双方向のコミュニケーションもイベントに盛り込みました。
(先述しましたが)Zoomではブレイクアウトルームという機能で、オンラインミーティングの参加者を少人数のグループに分けて会話をさせることができます。
若旅オンラインでは、ブレイクアウトルームを使い先輩社員と就職生の座談会を設けました。少人数の距離感だからこそ伝えられる社風や企業の価値観もあるはずです。
フリートでは通信環境をオンライン配信の一番の基礎であると認識しており、毎回通信環境と通信速度のチェックを行います。
若旅オンラインでも事前に現地まで赴いて、インターネット環境を調べる必要がありました。
電波が通じにくい野外やトンネルなどの場所でも安定したインターネット通信環境を整える「マルチSIMルーター」を完備しているため、会場に配信場所を左右されません。
加えて、予備機材も準備することで、突然の接続不良や機材トラブルにも対応できるように準備しています。
フリートではしっかりとZoomを理解し特徴を活かすことによって、高価な機材を使わずともまるでテレビ番組のようなプログラムを実現できました。
就活生からは「企業の魅力や職場の雰囲気を体感できてよかった」と好評で、企業側からも「初めての取り組みだったが、学生にしっかりアプローチすることができた」とイベント内容に満足いただけました。
企画からオペレーションまで、徹底的にサポートしていくのがフリートのZoom配信代行です。
実際に「若旅オンライン」のようなリアルからオンラインへ移行させたいイベントも、オンライン配信の特徴を活かした企画内容をご提案し、イベントの成功まで含めて支援させていただきます。
フリートの様々なZoom配信サポート実績をご紹介
フリートでは様々なオンライン配信をサポートしてきました。それぞれの事例とサポートのポイントをご紹介いたします。
【ハイブリッド配信】日本ブロックチェーン協会様
オンラインとオフライン両方から参加できるハイブリッド配信を代行。
ハイブリッド配信において重要なことは、リアル参加者とオンライン参加者の発言機会を平等にすることです。
発言のルールや会議進行を事前に頭にいれたファシリテーターを据え置くのは、オフラインの参加者ばかりが発言する事態を避けるためです。
またリアルとオンライン参加者の双方の様子がわかるように、発言者に焦点を当てたカメラ回しや、オンライン参加者の声をスピーカーで会場に流す工夫を重ねました。
双方に配慮した機材準備と司会進行の結果、活発な討論とスムーズな記者会見を実現しました。
【大規模ミーティング】MDRT明治安田生命分会様
総勢300名ほどが参加する総会をオンラインで開催。
主催者も参加者もオンラインツールに慣れていなかったため、Zoom操作方法のレクチャーとマニュアルを準備させていただきました。
リハーサルも行い、参加者のインターネット環境もチェックし、接続不安定だった方に事前にアナウンスして当日までに通信環境の改善をお願いします。
リハーサルを通して機材や操作方法も準備できたため、当日も例年以上に盛り上がった総会を開催することができました。
【パネルディスカッション】日本臨床歯科様
会員のドクターや企業が参加する学会をオンラインへ移行。
様々な関係者が参加するため、ギャラリービューで常にアジェンダやアナウンス、入会方法などを確認できるようにします。
Zoomのウェビナー機能とミーティング機能を利用することで、出展企業ごとのブレイクアウトルームを作成し、参加者自らが訪ねたい部屋を選択できるようにしました。
Zoomの機能を活用し、リアルさながらの「オンライン展示会」となりました。
フリートでは上記の他、2000人規模の配信オペレーションも担当した実績がございます。
オンライン配信代行、Zoom配信代行なら弊社フリートにお任せください。
様々な会社がオンライン配信サービスを提供しており、今回はそれぞれの特徴とフリートの事例をご紹介しました。
振り返ってみるとオンライン配信代行を検討する際、最も大事なことはイベント内容の目的と成功を今一度想像することにあるとも言えそうです。
オンライン配信代行の会社の中には、ハイクオリティな映像をとることに固執したり、お客様のやりたい内容を自らの提案力不足で断ってしまうケースがあります。
単なる映像配信の代行ではなく、オンラインイベントを考えているのであれば、ぜひフリートにご相談ください。
お客様のイベントの成功に貢献するため、企画から一緒に考えていきましょう!
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