スタッフブログ

2025.06.18

Zoom参加URLをクリックすると「ミーティングの詳細はありません」と参加できない問題

先日、フリートチーム内で次のようなことが起きました。

A「このZoom URLから参加してください」
B「URLクリックするとアプリが立ち上がって『ミーティングの詳細はありません』が出て参加できません…」
A「ブラウザから入れますか?」
B「『ブラウザから参加する』のポップアップも出てきません…」

同じような状況に陥っている方もいるのではないでしょうか。

しかし、この状況、決してバグではありません!

今回はこの症状の原因と解決策を解説します。

「ミーティングの詳細はありません」が表示される実際の画面

ホストから送ってもらったURLをクリックした際の実際の画面が、下記です。

上記の画面は、Zoom参加URLをクリックすると必ず表示されます。

通常であれば、ここで「Zoom WorkPlaceアプリを起動」をクリックすれば自動的にZoomに参加できます。

しかし、クリックしてみると…下記の画面になりました。

ここから、うんともすんとも動きません。

さらに、スマホからログインしようと試みるものの、下記の画面が表示されます。

上記の英語部分を翻訳すると

「この機能はお使いのオペレーティング システムではサポートされていません」

このように、Zoom参加URLから入室できなくなってしまったのです。

Zoom参加URLから入室できない場合の対処法

Zoom参加URLをクリックして「ミーティングの詳細はありません」と表示される原因については後述しますが、今回のような場合でも参加する方法はあります。

ミーティングIDとパスコードで入室する方法です。

まずは、Zoomアプリから「参加」を選択してください。

 

参加をクリックすると、ミーティングIDを入力する画面が表示されるので、送られてきたIDをコピー&ペーストで入力します。

 

ミーティングIDを入力後「参加」を選択するとパスコードを求められるので、送られてきたパスコードを入力します。

※設定によってはパスコードが必要なく入室できる場合もあります。

 

この方法で入室できるので、Zoom参加URLで入室できなくても慌てずに!

原因はZoom参加URLを送る側のミス

今回の症状に対して、フリートチームでも沢山の仮説を立てました。

「アップデートされたからではないか?」
「Zoomのバージョンが違うからではないか?」
「スケジュールされたミーティングだからではないか?」

など…。

しかし、原因はよりシンプルなところにあったのです。

それが、URLのミス。

とは言え、Zoom参加URLは表示されたものをコピー&ペーストして送るだけなので、そんなミスが起きること自体がおかしいです。

なぜこのようなことが起きてしまったのか、以下で解説します。

「Zoom AI Companionによるミーティングインサイトを表示」が追加された罠

Zoom参加URLを誤って送ってしまった理由は、「Zoom AI Companionによるミーティングインサイトを表示」が追加されたことによる混乱です。

これまでは、スケジュールしたミーティングを開くと、説明欄に下記のように表示されていました。

上記のように表示されていれば、

「Zoomミーティングに参加する」の部分からパスコードまでをコピー&ペーストして参加者に送れば問題ありません。

では、なぜ送るURLを間違ってしまったのか?

下記のような表示が加わったからです。

上記のようにこれまで表示されていなかった「Zoom AI Companionによるミーティングインサイト」が表示されるようになりました。

よく説明文を見れば、二つあるうちの上のURLが参加URLだとわかります。

しかし、Zoomに慣れている人ほど、「ID・パスコード・その上にあるURL」をコピーする癖があるのではないでしょうか。

フリートチームにおいても、その“慣れ”からくるコピー&ペーストで誤ったURLを送ってしまっていたのです。

「Zoomミーティングに参加・Zoom AI Companionによるミーティングインサイト」URLの違い

Zoom参加URLとZoom AI CompanionによるミーティングインサイトのURLは、よく見ると全く異なります。

Zoom参加URLは「https://us02web.zoom.us/j/〇〇〇〇(数字)~」となっています。

一方で、Zoom AI CompanionによるミーティングインサイトのURLは「https://us02web.zoom.us/launch~」となっています。

「https://us02web.zoom.us」の部分までは同じですが、その後の文字列が異なるので、参加者にURLを送る際は確認してみてください。

Zoom AI Companionによるミーティングインサイトを表示させない方法

ここまででURL間違いによる問題は解決したかと思います。

しかし、根本は解決していません。

そもそもZoom AI CompanionによるミーティングインサイトのURLがあるから混乱を生んでいるので、この表示を出ないようにしたら良いのです。

ただしこれは「AI Companion」を使うか否かによって異なります。

AI CompanionのONとOFFで説明部分の表示が変わる

検証してみたところ、AI CompanionのON/OFFで表示が変わることがわかりました。

実際に表示される画面を見ていきましょう。

Zoom アプリでスケジュールされているミーティングを開く際に、下記のような「AI Companion」という部分があります。

「AI Companion」をクリックすると、「AI Companionを自動開始する」のON/OFFを選択できます。

下記は、ONにして詳細を開いた場合です。

上記のように、「AI Companionを自動開始する」をONにすると、説明文に「Zoom AI Companionによるミーティングインサイトを表示」が出てしまいます。

反対に、「AI Companionを自動開始する」をOFFにした場合です。

OFFにした場合は、上記のように「Zoom AI Companionによるミーティングインサイトを表示」のURLが出ません。

ですから、特にAI Comapnionを使う必要性がないミーティングであれば、OFFにしておくと安心です。

Zoom参加URLを送るときは慎重に…

Zoom参加URLを送るときは、今回のように誤ったURLを送ってしまうケースがあるので慎重におこなってください。

今回の場合であれば、AI Comapnionを利用しないのであればOFFにしておくことをおすすめします。

そうすることで、URLのコピー&ペースト間違いは起こりません。

ただし、反対にAI Companionを使うのであれば、コピー&ペーストするURLを間違わないようにしましょう。

なお、AI  Companionを積極的に活用したい方は、以下の記事も参考にしてください。

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