2025.03.08
Zoom「AI Companion」AI要約の設定方法
AIの普及が進む昨今、Zoomに搭載されたAI、「AI Companion」について興味をもつ人も多いのではないでしょうか。
しかし、AI Companionについては使い方に悩んだり、上手く使いこなせなかったりする人も多いのが現状です。
そこで今回は、AI Companionでよく使われる機能「AI要約」の設定方法について解説します。
AI Companionについては、過去の記事でも解説していますので、そちらも参考にしてください。
>ZoomのAICompanionの使い方|どんな風に使えば役立つ?
Zoom「AI Companion」の設定・確認方法
AI Companionの設定や確認は、ZoomアプリではなくWebサイトからおこなえます。
Zoomサイトにログインしたら、左のメニューにある「設定」を選択してください。
「設定」を選択したら、その中から「AI Companion」を選択します。
「AI Companion」を開いたら、「ミーティング要約」を確認してください。以下のようなメニューが表示されています。
AI要約を利用する場合は「AI Companion によるミーティング要約」をONにしてください。
なお、「要約を自動的に削除する」の部分については「管理者によるロック済み」となっている場合が多いです。
この場合は、管理者に機能の有効化を申請してください。
AI要約のオプションについて
AI Companionのオプションについては、メニューに書いてあるとおりではありますが、念のため解説しておきます。
「ミーティング開始時にミーティング要約を自動的にオンにする」は、文字通り、ミーティングスタートと同時に要約するかどうか?を設定する機能です。
自動レコーディングを利用している人であればわかると思いますが、それと同じようにZoomを開いたと同時にAI要約が開始される旨が表示されます。
「ユーザーと共有しているときにメールの通知を送信する」では、参加者にAI要約のメールを通知するかどうかを選択できます。
選択肢は以下の2つ。
- メールに要約テキストを含める
- メールに要約テキストを含めない
こちらは文字通り、「要約テキストを含める」の場合は、受信したメール内に要約内容が記載されます。
また、自動共有するユーザーの選択も可能です。
なお、社内で利用する場合は3つ目の「自分自身(ミーティング ホスト)と、所属する組織内のミーティングの予定参加者のみ」をおすすめします。
この設定では、MTG終了後に欠席者も含む組織全体に通知が送られます。
これにより、社内の情報が外部に出ることなくAI要約を利用できます。
もしZoomを使ったイベントなどで参加者全員にAI要約を送る必要がある場合は4つ目の「ミーティングの予定参加者全員(組織外の人物を含む)」を選びましょう。
Zoom「AI Companion」のAI要約が動作しているかどうかを確認してみよう!
Zoom「AI Companion」のAI要約をスタートするには(ミーティング要約を自動的にオンの設定をしていない場合)、ZoomMTG中にアイコンのAI Companionを選択します。
下部のメニューに見つからない場合は、「詳細」に隠れてしまっている場合があるので、詳細を選択してみてください。
(※メニューについてはこちらの記事も確認!→Zoom下部メニューのカスタマイズが可能に!カスタマイズ方法とおすすめシーン)
AI Companionを開いて、右上にある以下のダイヤマークが点灯していればAI要約が動作している状態です。
AI要約を停止する
AI要約を停止するには、右メニューから「AI Companion」を停止する、またはダイヤマークをクリックして「停止」を選択します。
AI要約停止後、要約内容はどうやって確認する?
MTG終了後、正常にAI要約が動作していれば、上記で設定した方法で要約データが共有されます。
なお、もしメールが届かない場合はZoomウェブサイトから過去の要約内容を確認できます。
アプリやカレンダーと連携をしていれば、カレンダー画面からも確認が可能です。
ぜひZoomの「AI Companion」を利用してみましょう!
Zoomの会議などで手作業で議事録をとっている企業は、ぜひ「AI Companion」を利用してみてください。
フリートでも「AI Companion」を積極的に試していますが、精度はかなり高いです。
まだ不安定な部分は残るものの、手作業でメモをとるよりも効率的です。
今後もZoomのAI Companionはよりグレードアップしていくと考えられるので、フリートでも引き続き検証していきます!
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