2024.10.30
Microsoft TeamsとZoomを連携する具体的な方法を解説|オンラインミーティングをより便利に!
オンライン会議が主流になってきている昨今、次のような経験はありませんか?
「普段からZoomを使っているけれど、クライアントに合わせてMicrosoft Teamsに切り替えている……。正直面倒……」
「癖でMicrosoft Teamsを開いて待機……。先方が入室されないと思っていたら、今日はZoomでの打ち合わせだった!」
このように、いくつものビデオアプリを使い分けるのは面倒ですよね。しかし、Microsoft TeamsとZoomは連携が可能なのです!
そこで今回は、Microsoft TeamsとZoomの連携方法について解説します。
また、「結局、TemasとZoomどっちが良いの?」と思う方もいるかと思います。その点については、以下の記事で解説しています。
>TeamsとZoomの「特徴・機能・プラン」を徹底比較!どっちを選ぶべき?
ZoomとMicrosoft Teamsを連携するメリット
ZoomとMicrosoft Teamsを連携すると、様々なシーンで効率化を図れます。とくに大きなメリットとして、以下の2つがあります。
- アプリの使い分けが不要になる
- ミーティングスケジュールなどの情報共有がスムーズ
具体的にどのように使えるのか?以下で解説します。
アプリの使い分けが不要になる
ZoomとMicrosoft Teamsを連携すれば、アプリの使い分けは不要です。アプリ連携後は、TeamsアプリからでもZoomチャット・Zoomミーティング・Zoom phoneなどの各機能が利用できます。
ですから、自社でMicrosoft Teams、取引先がZoomを使用しているといった場合でも互いに合わせたアプリを使う必要はありません。
お互いに使い慣れたアプリでミーティングを行えます。
ミーティングスケジュールなどの情報共有がスムーズ
ミーティングスケジュールなどの情報共有もスムーズになります。アプリ連携後は、一つのアプリからすべての会議を管理できるためです。
例えば、スケジュールについては、Microsoft TeamsのカレンダーとZoomミーティングが自動的に同期されます。ですので、わざわざ2つのアプリでスケジュールを確認する必要がありません。Zoomのアラートや通知も、Teamsに届きます。
ZoomとMicrosoft Teamsを連携する方法
ZoomとMicrosoft Teamsを連携する具体的な流れについて解説します。以下の順番を参考に進めてください。
ZoomとMicrosoft Teamsを連携するSTEP1:前提条件
まずは、ZoomとMicrosoft Teamsを連携するための前提条件を確認しておきましょう。以下の条件が揃っていない場合は、連携ができません。
- Microsoft Teamsアカウントを所有している
- Microsoft Teamsのアカウントで管理者権限が設定されている
- Zoomは、Pro以上の有料プランに契約している
- Zoomアプリマーケットプレイスで Microsoft Teams統合が事前承認されている
上記を確認後、次のステップに移ってください。
ZoomとMicrosoft Teamsを連携するSTEP2:ZoomアプリマーケットプレイスからMicrosoft Teamsをインストール
まず、アプリマーケットプレイスの場所ですが、ZoomのWebサイトにログインした際の左側メニュー「管理者→詳細」の中にあります。
アプリマーケットプレイスを開くと、次のような画面が表示されますので、上部の検索窓に「Microsoft Teams」と入れて検索します。
Microsoft Teamsを開いたら「Add For Others」をクリックします。すると、次のような画面が表示されるので「許可する」を選択してください。(以下の画像は日本語翻訳しています。実際は英語で表示されます。)
許可すると、Microsoft Teamsアカウントにリダイレクトするポップアップが機能するので「Microsoft Teamsを開く」をクリックします。Microsoft Teamsが起動するので、「開く→チームを追加」と選択。Zoom統合を使いたいチーム名を検索して「ボットを設定」をクリック。
以上で、Zoom統合が使えるようになります。
ZoomとMicrosoft Teamsを連携するSTEP3:Microsoft TeamsにZoomのアクセスを許可する
Zoomの統合ができたら、Microsoft Teams内でZoomのアクセスを許可する設定を行います。
順番は、以下のとおりです。
1.Microsoft Teams管理センターへ管理者としてログイン
2.「Teamsのアプリ」から「アプリ管理」を選択してZoomを検索
3.Zoomアプリケーションの許可を選択
最後に、Teamsアプリ内「アクセス認可ポリシー」から、サードパーティ製アプリが許可されていることを確認しておきましょう。
ZoomもMicrosoft Teamsも上手に使いましょう
ZoomとMicrosoft Teamsを使い分けている方は、今回の記事を参考に、ぜひ連携を試してみてください。
また、ZoomはMicrosoft Teamsだけではなく「Webex Meetings」との連携も可能です。
そのほか、Zoomが連携できるアプリとして以下のものがあります。
- Googleワークスペース
- Googleカレンダー
- Googleドキュメント
- Slack
- Dropbox
このようにZoomは様々なアプリと連携できますので、ご自身の使いやすいようにカスタムしてみましょう。もし、連携方法やZoomの使い方に疑問を感じたら、フリートまでご相談ください。イベントなどでZoomを利用する際にも、イベントに適したアプリとの連携も行います。
「こんなイベントで使いたいけれど、もっと効率化できないか?」
「Zoomとこのアプリを組み合わせたいが、連携の方法がわからない」
などのご相談にものりますので、お気軽にご連絡ください。
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