2026.08.25
【2026年8月最新】次世代AI「ZoomMate」の主な機能と活用方法
ZoomMateは、会議で話した内容をもとに、次にやることを整理したり、必要な情報を探したり、メールや資料づくりを手伝ったりできるAIです。
これまでのAI機能は、会議の要約や文字起こしを作るものが中心でした。
ただ、実際の仕事では、会議が終わってからのほうが大変なこともあります。
「さっきの会議で何を約束したっけ?」
「誰に何を送るんだっけ?」
「前回の資料、どこにあったっけ?」
「この内容を提案書にまとめないといけない」
このような作業を、毎回手作業で進めている方も多いのではないでしょうか。
ZoomMateは、会議で話した内容をそのまま放置せず、次の行動や資料作成につなげる活用方法があります。
今回の記事では、ZoomMateの活用方法について解説します。
ZoomMateの概要については以下の記事も参考にしてください。
ZoomMateが会議後の負担を減らす!
ZoomMateを活用すると、会議が終わったあとの細かい作業を減らせます。
会議後には、内容を思い出しながらメールを書いたり、決まったことを整理したり、担当者ごとにタスクを分けたりする作業が発生します。必要な資料を探したり、次回の打ち合わせ日程を調整したりすることもあるでしょう。
一つひとつは小さな作業に見えても、会議が多い人ほど負担は大きいものです。さらに、会議中に話した細かいニュアンスは、時間が経つほど曖昧になります。
会議直後は覚えていても、1時間後には少し抜けてしまい、翌日には「結局、次に何をするんだっけ?」となることも……。
ZoomMateは、こうした会議で話した内容をもとに、次にやることの整理やフォローアップ、資料探しなどをサポートし、会議後に毎回発生していた面倒な作業を減らしてくれます。
ZoomMateでできること
ZoomMateは、会議で話した内容をもとに、以下の業務をサポートしてくれます。
- 情報整理
- 資料探し
- 日程調整
- メール作成
- タスク管理
ここでは、ZoomMateでできる主なことを紹介します。
過去の会議内容を探し、整理できる
ZoomMateでは、過去の会議内容をもとに、前回の会話や約束した内容を確認できます。
たとえば、3週間前に顧客と話した内容を確認したい場合、古いメモや録音、チャットを一つずつ探す必要はありません。ZoomMateに聞けば、「何を話したのか」「何を約束したのか」「次のステップは何か」といった内容を整理できます。
「この顧客について、次にやることは何ですか?」と聞くような使い方もできます。
必要な資料を横断して探せる
ZoomMateでは、連携されたデータソースから必要な資料を探せます。
会社によっては、以下のように資料の置き場所が複数に分かれていることも多いでしょう。
- Aの資料はOneDrive
- Bの資料はSharePoint
- Cの資料はGoogle Drive
ZoomMateを活用すれば、資料を検索する必要がありません。会議で話した内容と関連する資料を探し、必要に応じて候補を絞り込めます。
日程調整を効率化できる
会議前の準備で地味に大変なのが、日程調整です。
- カレンダーを確認する
- 候補日を出す
- 相手にメールを送る
- 返事を待つ
- また調整する
このやり取りだけで、思った以上に時間がかかります。
ZoomMateでは、カレンダーを確認し、時間を見つけ、招待を送る流れまでサポートしてくれます。社内メンバーだけでなく、外部の相手との調整にも使えるため、顧客やパートナーとの打ち合わせが多い場合にも役立ちます。
メモを残す
会議全体の議事録とは別に、自分があとで確認したいこと、自分の業務に関係することを残す使い方もあります。
たとえば、
- 会議全体では大きく扱われなかったけれど、自分の担当業務には関係する話
- あとで確認したい数字
- チームに共有したい内容
こうした情報を、自分向けに整理できます。
また、会議後には、そのメモをもとに自分向けのサマリーを作成できます。
多言語会議の翻訳
ZoomMateでは、会議中の発言を別の言語に翻訳し、テキストで確認したり、翻訳された音声として聞いたりできます。
たとえば、英語で話された内容を日本語のテキストで確認したり、別の言語の音声として聞いたりする使い方が可能です。テキストだけでなく音声でも内容を追えます。
会議後のメール・資料づくりのサポート
ZoomMateは、会議で話した内容をもとに、会議後の作業をサポートしてくれます。
たとえば、会議中に「次回までに資料を送る」と話していれば、その内容をもとにフォローアップメールの作成に使えます。顧客から出た課題や要望をもとに、提案書やプレゼン資料のたたき台を作ることも可能です。
会議の進め方を分析できる
ZoomMateでは、会議内容だけでなく、会議の進め方も分析できます。
たとえば、以下の内容の分析が可能です。
- 自分がどのくらい発言していたのか
- 会議でアクションが明確になっていたのか
- 参加者同士のやり取りに偏りがなかったのか
また、会議の中で決まったことが曖昧だった場合は、次回の会議で確認すべき論点やアクションも整理できます。
プレゼン資料の作成
会議で話した内容をもとに、顧客向けのプレゼン資料作成にも使えます。
たとえば、商談で顧客から「導入事例を知りたい」「自社の課題に近いケースを見たい」と言われた場合、会議内容をもとに必要な情報を整理し、関連する事例資料や社内資料を組み合わせて、提案資料のたたき台を作れます。
通常であれば、会議後にメモを見返し、顧客の課題を整理し、使えそうな事例を探し、資料の構成を考えなければなりません。
ZoomMateを使えば、会議で出た課題や要望をもとに、どのような資料を作るかの概要を出し、提案内容に反映できます。
Jiraと連携させてチケット更新をする
Jiraのような外部ツールとも連携できます。
たとえば、以下の作業をZoomMateに依頼できます。
- Jira上のチケットを「進行中」から「ブロック中」へ変える
- 「完了」へ変える
ZoomMateにチケット更新や情報検索を任せられれば、参加者は議論や課題解決に集中できます。
Microsoft 365やGoogle系ツールとの連携
Microsoft 365、OneDrive、SharePoint、Outlookのメールやカレンダーに接続できます。
メール、カレンダー、ドキュメントとつながることで、空き時間の確認、日程調整、資料確認、アクション実行などにも使えます。
今使っているツールをすべて置き換えるのではなく、会議や会話を起点に、社内のさまざまな情報や作業をつなげるイメージです。
AI CompanionとZoomMateでは何が違う?
AI Companionの機能は、会議要約やチャット作成など、Zoomの各製品に組み込まれていく考え方です。一方、ZoomMateは新しい独立したプラットフォームとして、過去の会議について質問したり、新しいコンテンツを作成したり、より広い業務を支援したりする役割を持ちます。
大きく分けると、以下のようになります。
- AI Companion…Zoom製品の中で使えるAI機能
- ZoomMate…会議や業務の流れ全体を支援するAI
会議の要約だけでなく、その後の作業まで進めたい場合は、ZoomMateの活用が向いています。
ZoomMateの使い方がわからないときの最初の活用法
ZoomMateを初めて使う場合は、まず過去の会議について質問してみましょう。
たとえば、以下のような手順で使います。
- 顧客との打ち合わせ後に、ZoomMateへ「この顧客について、次にやることは何ですか?」と質問
- ZoomMateが過去の会議内容をもとに、次に送る資料や確認すべき内容、担当者に共有する項目などを整理
- ZoomMateが前回の商談、過去の打ち合わせ、会議中のメモなどから、必要な情報を確認
また、ZoomMateのホーム画面にはサジェスチョンも表示されます。会議でAIをオンにしておくと、会議中に出た約束や次の作業をもとに、「この資料を作成しますか?」「フォローアップを始めますか?」といった提案が出ます。
最初から資料作成や外部ツール連携まで使いこなそうとする必要はありません。まずは、会議後に「次に何をすればいいか」を確認するところから始めてみてください。
ZoomMateの活用で理解しておきたい「クレジット」と「セキュリティ」
ZoomMateを業務で使う場合は、機能だけでなく、利用量の考え方やデータの扱いも確認しておきたいところです。
ZoomMateでは、行う作業の内容によってクレジットの消費が変わる仕組みがあります。また、データの所有権やアクセス権限、AI機能の管理についても、企業側で確認・設定できるようになっています。
ここでは、ZoomMateを使う前に押さえておきたいクレジット制と、セキュリティ・権限管理について解説します。
ZoomMateは「何をするか」でクレジット消費が変わる
ZoomMateは「どの作業を行うか」によって、クレジットを使うかどうかが変わります。
たとえば、過去の会議メモや社内文書をもとに「次にやることは何か」と確認するような使い方では、クレジットを使わない場合があります。一方で、複数の資料や外部情報を参照しながらプレゼン資料を作るような作業では、内容の複雑さに応じてクレジットを使う可能性があります。
クレジットが必要な場合は事前に通知されるため、知らないうちに使いすぎる心配はありません。
セキュリティや権限管理への対応
ZoomMateでは、会議の文字起こしやAIが作成した内容などを、企業側で管理できます。データの保持期間も設定できるため、社内ルールに合わせた運用を考えられます。
また、外部ツールと連携する場合も、元のツールで設定されているアクセス権限が引き継がれます。たとえば、SharePointやGoogle Driveなどで閲覧権限がない資料は、ZoomMate経由でも表示されません。
つまり、AIを使ったからといって、本来見られない情報まで見えてしまうわけではないということです。
さらに、アカウント、グループ、ユーザーごとにAI機能の利用範囲を管理できます。
ZoomはWeb会議ツールから、業務効率化ツールへ
Zoomはこれまで、オンライン会議を行うためのツールとして使われてきました。しかしZoomMateによって、会議後の仕事までサポートできるツールへ広がっています。
ZoomMateは、会議を記録するだけでなく、会議で話した内容を次の仕事につなげるAIです。会議後の整理や資料作成に時間がかかっている企業は、ぜひZoomMateの活用を検討してみてはいかがでしょうか。
今後、ZoomMateはZoomの中でも重要な機能になっていくと考えられます。Web会議だけでなく、会議前後の業務まで支援する存在として、活用の幅はさらに広がっていくでしょう。
フリートでも引き続き、ZoomMateの使い方やアップデート情報を確認し、Zoomをより効果的に活用するための情報を発信していきます。
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