2026.08.10
広報担当者向け|社内広報にZoomを活用する方法
社内広報では、経営方針や社内のお知らせを伝えるだけでなく、社員に会社の動きを理解してもらい、組織の一体感をつくることも求められます。しかし、拠点が分かれていたり、リモートワークの社員がいたりすると、同じタイミングで情報を届けるのが難しい場合もあるでしょう。
そこで活用しやすいのがZoomです。Zoomを使えば、全社会議、社内説明会、研修、社内イベントなどをオンラインで実施でき、録画やチャット、リアクション機能を使った情報共有もできます。
この記事では、社内広報でZoomを活用できる場面や使い方について解説します。
なお、社内でのオンラインビデオツールとしてTeamsを利用している企業もあるかと思います。以下の記事でTeamsとZoomの違いをまとめていますので、そちらも参考にしてください。
社内広報でZoomを活用できる場面
Zoomは、社内向けの情報発信やイベント運営に幅広く活用できます。
以下では、社内広報でよく行われるシーンごとに、
- Zoomをどのように活用できるのか
- なぜZoomが向いているのか
解説します。
全社会議・社内説明会
経営層から社員へ直接メッセージを届けたり、会社全体の方針や重要なお知らせを共有したりする際にZoomは使いやすいです。会場に集まれない社員もオンラインで参加できるため、拠点や働き方に関係なく同じ情報を届けられます。
また、録画を残しておけば、当日参加できなかった社員にも後から共有できます。
経営方針の共有
経営方針や事業方針の共有では、Zoomを使うことで、拠点や働き方に関係なく同じタイミングでメッセージを届けられます。
経営方針は、資料や社内メールだけでは背景や温度感が伝わりにくいものです。Zoomで経営者や役員が直接話すことで、「なぜその方針にするのか」「今後どこを目指すのか」といった意図まで伝えやすくなります。必要に応じてチャットやQ&Aを使えば、社員からの質問を受け付けることも可能です。
社内イベント・表彰式
社内イベントや表彰式にもZoomを活用すれば、遠方の拠点や在宅勤務中の社員も参加できます。
- 表彰式
- キックオフ
- 周年イベント
- 懇親会
など、Zoomを使えば場所に縛られず開催できます。リアクションやチャットを使えば、参加者の反応も見えやすくなり、オンラインでも一体感をもたせられます。
新入社員向けのオンボーディング
会社概要、事業内容、社内ルール、ツールの使い方などをオンラインで説明できます。複数拠点の新入社員がいる場合でも、同じ内容を同じタイミングで届けられ、社内教育の標準化にもつながるでしょう。
拠点間・部署間の情報共有
本社と支店、営業部門と管理部門、現場部門と経営層など、普段接点が少ない相手ともオンラインでつながれます。定例会や情報共有会をZoomで実施すれば、移動時間をかけずにコミュニケーションの機会を作れます。
拠点や部署が分かれている企業では、情報の伝わり方に差が出ることがあります。Zoomを使って定期的な共有会や説明会を行えば、場所に関係なく同じ情報を届けられるため、社内の情報格差を減らしたい場合におすすめです。
目的別|社内広報でのZoom活用方法
社内広報でZoomを使う場合、目的に合わせて使い方を変えましょう。
- 全社員に一斉に伝えたいのか
- 社員同士の意見交換をしたいのか
- 研修内容を後から見返せるようにしたいのか
など、使い方によって適した方法は異なります。以下では、目的別のZoomの使い方について解説します。
全社会議ではZoom Webinarがおすすめ
全社会議や大人数向けの説明会では、Zoom Webinarが向いています。
Zoom Webinarは、登壇者と参加者の役割を分けやすく、大人数に向けた一方向の配信に適しています。社員が多い企業や、経営方針発表、制度説明会、社内向けセミナーなどで活用しやすい形式です。
参加者側のマイクやカメラを基本的にオフにできるため、進行を安定させやすい点もメリットです。
Zoom Webinarの使い方については、以下を参考にしてください。
意見交換をする際はZoom Meetingsがおすすめ
Zoom Meetingsでは、参加者同士がマイクやカメラを使って話しやすく、少人数のディスカッションや部門横断のミーティングに活用できます。
たとえば、社内ワークショップ、意見交換会、プロジェクト共有会など、意見交換をしたい場合は、Zoom Meetingsを使いましょう。
研修や勉強会では録画を活用
社内研修や勉強会では、録画を活用しましょう。当日参加できなかった社員への共有や、復習用の教材として使えます。
新入社員研修やツール研修、コンプライアンス研修など、繰り返し使う内容は録画しておくと効率的です。ただし、録画には社内情報や参加者の発言が含まれる場合があります。保存先や共有範囲は事前に決めておきましょう。
Zoomの録画方法については、以下の記事もお読みください。
広報でZoomを使うときの注意点
広報でZoomを使う場合、便利さだけでなく、運用面の注意点も確認しておきましょう。特に、以下の点は要注意です。
- 社外秘情報や参加URLの管理
- 録画範囲
- 通信トラブル
以下で、それぞれの注意点や対策について具体的に解説します。
社外秘情報の取り扱い
経営方針、売上情報、人事制度、組織変更、未公開の施策などを共有する場合は、参加者の範囲や録画の共有先に注意が必要です。
社内向けだからといって、すべての情報を誰でも見られる状態にしてよいとは限りません。共有する情報の機密性に合わせて、参加者や閲覧権限を設定しましょう。
画面共有や録画範囲の確認
画面共有や録画範囲も事前に確認しておきましょう。
画面全体を共有すると、通知、ブラウザのタブ、デスクトップ上のファイル名などが映る可能性があります。社内情報や個人情報が映り込まないよう、共有する画面は整理しておきましょう。
録画する場合も、チャット、参加者名、質疑応答の内容などが残ることがあります。どこまで記録するのか、誰に共有するのかを事前に決めておきましょう。
画面共有の注意点については、以下の記事もお読みください。
参加URLやパスコードの管理
社内向けのZoomであっても、参加URLやパスコードの管理は重要です。URLが外部に共有されると、意図しない参加者が入室する可能性があります。
社内限定の説明会や経営方針共有では、参加対象者を明確にし、URLの取り扱いルールも案内しておきましょう。必要に応じて、待機室やパスコード、認証設定なども活用してください。
通信環境や音声トラブル対策
Zoom配信では、通信環境や音声トラブルも想定しておきましょう。
- 登壇者の音声が聞こえない
- 画面共有が止まる
- 動画がカクつく
などのトラブルが起きると、進行に影響します。事前に通信環境、マイク、カメラ、画面共有、録画設定を確認しておきましょう。
大人数向けの社内イベントでは、リハーサルを行うと安心です。
Zoomのトラブル対策については、以下の記事を参考にしてください。
広報でZoomを活用する際はプロへの相談も検討してください
広報でZoomを活用すれば、離れた拠点やリモート社員にも情報を届けられます。全社会議、社内説明会、研修、表彰式、経営メッセージの共有など、さまざまな場面で活用できるでしょう。
一方で、大人数配信や社内イベントでは、事前設定、進行設計、画面共有、録画、音声確認など、準備すべきことも多くあります。特に、経営方針発表や全社会議のように重要な情報を扱う場面では、配信トラブルや情報管理のミスを避けるための準備が必要です。
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