2026.07.19
【Zoom Workplace】Zoom Paperとは?使い方や主な機能
Zoom Workplaceでは、会議だけでなく、会議後の資料作成や文書作成までサポートする機能が広がっています。その一つがZoom Paperです。
Zoom Paperは、Zoom Workplace上で使えるAIドキュメントエディター。会議の議事録や要約、既存ファイル、メモなどをもとに、提案書や報告書、計画書などの文書を作成できます。
この記事では、Zoom Paperの主な機能や使い方について解説します。
Zoom Paperとは?
Zoom Paperとは、Zoom Workplaceで使えるドキュメント作成・編集ツールです。文章中心の資料を作成し、チームで共有したり、共同編集したりできます。
従来の文書作成では、会議メモ、議事録、チャット、添付ファイル、既存のWord文書などが別々の場所に分かれがちでした。その結果、どの情報をもとに書くのか、どのファイルが最新版なのか、誰が確認したのかが分かりづらくなることも……。
Zoom Paperでは、Zoom上の会議内容やメモを活用しながら、文書作成まで進められます。
以下で主な特徴を解説します。
Zoom Workplaceで使えるAIドキュメントエディター
Zoom Paperは、白紙のページから文章を書き始めることもできますが、AIに指示して文書の下書きを作成することも可能です。
たとえば、「新サービスの提案書を作成したい」「会議内容を報告書にまとめたい」「プロジェクト計画書のたたき台を作りたい」といった内容を入力すると、AIが構成を考え、文章の下書きを作成してくれます。
以下、実際に指示して作成した例です。
会議内容やメモを文書化できる
Zoom Paperの特徴は、Zoomミーティングの内容を文書化できる点です。会議では、決定事項、課題、次回までの対応、顧客の要望、社内の意見など、多くの情報が出てきます。しかし、会議後にその内容を文書にまとめる作業は、意外と負担です。
Zoom Paperでは、会議の議事録や要約、メモなどをもとに、文書として読みやすい形へ変換できます。たとえば、以下のような文書作成に活用できます。
- 会議後の報告書
- 顧客向けの提案書
- プロジェクト計画書
- 社内共有用のまとめ
- 資料打ち合わせ内容の確認メモ
- 研修後のレポート
会議で話した内容を、ただ記録するだけで終わらせず、次の共有や提案に使える文書へ変えられる点が便利です。
Zoom Paperは特にこんな人におすすめ
Zoom Paperは、議事録やメモをもとに、報告書・提案書・共有資料などを作成する場面で活用できます。
- 会議内容を報告書にまとめる事務局・総務担当
- 商談内容を提案書に反映する営業担当
- プロジェクト会議を進捗資料にまとめるプロジェクト担当
- 研修や講義の内容を社内資料に残す人事・教育担当
あくまで上記は一例です。基本的に、何かの内容を要約したり文書化したりする際には便利に使えます。
Zoom Paperの主な機能
Zoom Paperには、文書作成をサポートするさまざまな機能があります。AIによる草稿作成だけでなく、
- テンプレート
- 要約
- バージョン比較
- 社内ナレッジに合わせた文章
など、チームで文書を作るうえで使える機能が用意されています。以下で、主な機能を紹介します。
スマートな書式設定とテンプレート
Zoom Paperでは、文書の構成や書式を整えながら作成できます。
提案書、報告書、計画書、方針書などは、内容だけでなく見た目の統一も求められます。見出しの階層、表の配置、段落の見え方がバラバラだと、読み手にとって確認しづらいです。
Zoom Paperでは、テンプレートを活用することで、文書の型をそろえながら作成できます。組織でよく使う書式や項目がある場合、テンプレートとして活用すれば、担当者ごとのばらつきも抑えられます。
テンプレートは、以下のようなものがあります。
要約
Zoom Paperでは、長い文書をAIで要約できます。
報告書や議事録、提案書などは、内容が長くなるほど確認に時間がかかります。要約機能を使えば、文書全体の要点を短時間で把握できるため、レビュー前の確認や共有前のチェックに役立ちます。
特に、会議後の議事録やプロジェクト資料など、情報量の多い文書を扱う場面で便利です。
バージョン比較
Zoom Paperでは、文書のバージョンを比較して変更点を確認できます。複数人で文書を編集していると、どこが修正されたのか分かりづらくなることがあります。
バージョン比較を使えば、変更された箇所を確認しながらレビューできます。
社内ナレッジに合わせた文章作成
文書作成では、一般的にきれいな文章を作るだけでは不十分です。会社ごとの言い回し、専門用語、方針、ルール、過去の説明内容に合わせる必要があります。
Zoom Paperは、Zoom Workplace内の情報と連携しながら文書作成をサポートしてくれます。会議内容や既存資料の文脈を踏まえた文書作成ができるため、社内で使っている言葉や方針に合わせた文章を作ってくれます。
Zoom Paperでドキュメントを作成する方法
Zoom Paperでは、複数の方法でドキュメントを作成できます。白紙のドキュメントから作る方法だけでなく、会議の議事録や要約、既存ファイル、Hub内の情報をもとに文書を作成することも可能です。
空白のドキュメントから作成
空白のドキュメントでは、ゼロから自身で文書を作成できます。Zoom Paperを開き「空白のドキュメント」から開くだけです。

なお、自身で文書を作成している途中でも、AI Chatによるサポートを受けられます。

ファイルからインポート
既存のファイルをインポートしてドキュメントを作成できます。すでにWord形式などで作成した資料がある場合、そのファイルをZoom Paperに取り込んで編集を続けられます。
ファイルを取り込んだあとに、AIで文章を要約したり、表現を調整したり、構成を見直したりする使い方も可能です。
Hub内の情報をもとに作成
Zoom Hubには、会議要約、録画、ドキュメント、スプレッドシート、スライド、ホワイトボードなど、Zoom上のさまざまな情報を保存できます。その中から必要な情報を選び、AIに文書としてまとめるよう指示できます。
たとえば、会議要約、関連メモ、既存資料をもとに、プロジェクト報告書を作成するような使い方です。複数のアプリを行き来しながらコピー&ペーストする作業を減らせるため、会議後の文書作成を進めやすくなります。
Zoom PaperとZoom Canvasの違い
Zoom PaperとZoom Canvasは、どちらもZoom Workplace内で使えるツールです。どちらも文書作成、AI機能などが使えるため多少似ている部分もあります。
しかし、向いている用途は異なります。
簡単に言えば、Zoom Paperは文章中心の文書作成に向いており、Zoom Canvasは情報整理や共同作業に向いています。
以下で、それぞれの違いについて見ていきましょう。
Zoom Paperは文書作成に向いたツール
Zoom Paperは、提案書、報告書、契約書、計画書、方針書など、文章中心のドキュメントを作る場面に向いています。たとえば、以下のような用途です。
- 会議報告書
- 顧客向け提案書
- プロジェクト計画書
- 社内方針書
- 研修レポート
- 契約書や規程文書の下書き
完成物として「文書」を作りたい場合は、Zoom Paperが使いやすいでしょう。
Zoom Canvasは共同作業や情報整理に向いたツール
Zoom Canvasは、共同作業や情報整理に向いたツールです。プロジェクトの情報をまとめたり、チームでアイデアを整理したり、会議中や会議後に作業スペースとして使ったりする場面で活用できます。
文書として完成させるというよりも、情報を集め、整理し、チームで共有するための場所として考えると分かりやすいです。たとえば、以下のような用途に向いています。
- プロジェクトの作業スペース
- 会議メモの整理
- アイデア出し
- チーム内の情報共有
- タスクや資料のまとめ
Zoom Canvasについては、以下の記事もお読みください。
>Zoomの機能「Zoom Canvas(旧Zoom docs)」の使い方や特徴を解説!
>Zoom DocsがZoom Canvasに名称変更|何が変わる?既存データへの影響は?
Zoom PaperとZoom Canvasの使い分け
Zoom PaperとZoom Canvasは、以下のような使い分けをおすすめします。
| Zoom Paper | ・提案書や報告書を作りたい ・会議内容を文書として残したい ・契約書や方針書の下書きを作りたい |
| Zoom Canvas | ・チームで情報を整理したい ・プロジェクトの情報をまとめたい ・会議中に共同作業したい |
Zoom Paperで、もっとZoomを活用できる
Zoom Paperを活用すれば、文書作成はスムーズになります。最初の下書きづくりや情報整理をAIに任せられるため、担当者は内容の確認や伝え方の調整に時間を使えます。
Zoomは、会議を行うだけでなく、会議後の文書作成や情報共有まで支援するツールへ広がっています。ぜひZoomを最大限に活用するためにも、Zoom Paperを試してみてください。
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