2026.06.28
Zoom SheetsはAIを取り入れた新しいスプレッドシート!活用方法から使い方まで解説!
Zoom Sheetsは、会議後のタスク整理やデータ分析を効率化できるZoom Workplaceの新機能で、Googleスプレッドシートに似ているものです。ただ、実際に使おうとすると、数式を調べたり、表の形を整えたり、会議で出た内容を手作業で転記したりする必要があります。
Zoom Sheetsは、こうしたスプレッドシート作業をAIでサポートしてくれます。
この記事では、Zoom Sheetsの特徴や使い方を解説します。案件管理・顧客対応・キャンペーン分析を効率的にまとめられるので、ぜひ使ってみてください。
Zoom Sheetsとは?
Zoom Sheetsは、Zoomで行った会議の内容を、そのまま表として整理できる機能です。 通常は、会議後に議事録を確認し、対応事項を抜き出し、担当者や期限を別のスプレッドシートに入力する必要があります。Zoom Sheetsでは、その流れをZoom Workplace内で進められます。
作成したシートはZoom Hubに保存されるため、会議の要約や録画、ドキュメントなどと一緒に確認できます。
以下で、Zoom Sheetsの特徴を見ていきましょう。
自然な言葉でデータを操作できる
Zoom Sheetsでは、
「今四半期の地域別売上を表示して」
「優先度が高いタスクだけ抽出して」
「期限が近いアクションアイテムをまとめて」
といったように、自然な言葉で指示できます。
従来のスプレッドシートでは、集計や分析を行うために数式や関数を使う必要がありました。ピボットテーブルや条件付き書式などに慣れていない場合、知りたい情報があっても、どう操作すればよいか分からないケースもあったかと思います。
Zoom Sheetsであれば、AI機能が内容を読み取り、回答、分析、可視化までをサポートしてくれます。
会議の内容をスプレッドシート化できる
Zoom Sheetsでは、Zoomミーティングの内容をもとに、会議後に使う管理表を作成できます。
たとえば、打ち合わせの中で出た「見積書を送る」「資料を修正する」「来週までに確認する」といった内容を、タスク名、担当者、期限、ステータスなどの項目に整理できます。
通常は、会議後に議事録を読み返し、対応事項を拾い、別のスプレッドシートに入力する必要がありますが、Zoom Sheetsを使えば、その整理作業をZoom上で進められます。
Zoom Sheetsでできること
Zoom Sheetsは、単に表を作るための機能ではありません。会議で出た情報を整理し、データを分析し、必要に応じて可視化し、チームで共有しながら活用できます。
スプレッドシート作業に慣れていない人でも、AIの支援を受けながらデータを扱える点が特徴です。
以下では、Zoom Sheetsでできることを紹介していきます。
会議の議事録やアクションアイテムを整理できる
Zoom Sheetsでは、会議の議事録やアクションアイテムを整理できます。
会議では、決定事項、確認事項、次回までの対応、担当者、期限など、さまざまな情報が出てきます。これらを会議後に手作業で表にまとめるのは手間がかかります。
Zoom Sheetsなら、会議内容をもとに、アクションアイテムを構造化して整理できるのです。担当者や期限を含めた形で一覧化できるため、会議後のフォローアップや進捗管理に使えます。
自然言語で質問して分析結果を得られる
Zoom Sheetsでは、シート内のデータに対して自然な言葉で質問し、分析結果を確認できます。
たとえば、
営業データであれば「今四半期に成約しそうな案件はどれか」
マーケティングデータであれば「コンバージョンが多いチャネルはどれか」
といった形で質問できます。
通常のスプレッドシートでは、これらの情報を確認するために、数式やフィルターを使ってデータを集計する必要がありました。Zoom Sheetsなら、知りたいことをそのまま入力することで、シート内の情報をもとに回答や分析結果を得られます。
データの分類・要約・可視化ができる
Zoom Sheetsでは、シート内のデータを分類したり、要点をまとめたり、グラフなどで見やすく整理したりできます。
たとえば、以下のような使い方です。
- 顧客からの問い合わせ内容を種類ごとに分ける
- 会議で出た意見を要約する
- 売上やキャンペーン結果をグラフで確認する
データ量が多いと、人の手で傾向を探すのに時間がかかります。Zoom Sheetsなら、AI機能を使って情報を整理できます。
チームで共同編集できる
Zoom Sheetsで作成したシートはチーム内でアクセス権限を設定しながら共同編集できます。
バージョン履歴にも対応しているため、変更内容を追跡し、必要に応じて以前の状態に戻すことも可能です。
Zoom Sheetsの始め方は4つ!AIでの作成も可能!
Zoom Sheetsは、複数の方法で使い始められます。
- 白紙のシートから作成する
- Zoomミーティングの内容から作成する
- xlsxや.csvファイルをインポートする
- AIに指示してシートを生成する
それぞれの使い方について、解説します。
白紙のシートから作成する
Zoom Workplaceのデスクトップアプリまたはモバイルアプリを開き、Zoom Hubに移動します。

Zoom Hubの「+」マークの中からSheetsを選択します。

まっさらなシートが表示されるので、そこから新規のシートを作成できます。
手動でデータを入力したり、別の資料から内容を貼り付けたりできるほか、AI機能を使ってシートの構成を作ることも可能です。必要なシートの種類を言葉で説明すると、AIが列、ヘッダー、サンプルデータなどを生成し、作業の土台を作ってくれます。
Zoomミーティングの内容から作成する
Zoomミーティングの内容をもとに、会議後に使う管理表を作成できます。
たとえば、会議中に出た対応事項、担当者、期限、優先度などをシートに整理できます。クライアントとの打ち合わせ後であれば、「誰が」「何を」「いつまでに対応するのか」を一覧で確認できます。
会議の要約やアクションアイテムをもとにシートを作成できるため、情報整理からフォローアップまで進めやすいです。
xlsxや.csvファイルをインポートする
Zoom Sheetsでは、すでに持っている.xlsxファイルや.csvファイルを取り込んで使えます。
取り込んだデータに表記ゆれやフォーマットの違いがある場合は、Zoom SheetsのAI機能で整えてくれます。日付の形式をそろえたり、入力内容の不整合を修正したりできるため、分析前の準備にかかる手間を減らせます。
AIに指示してシートを生成する
Zoom Sheetsでは、AIに指示してシートをゼロから生成できます。
たとえば、Zoom Sheetsで「タスク名、担当者、ステータス、優先度、期日の列を持つプロジェクトトラッカーを作成してください」と指示すると、以下のようなシートが作成されます。
ゼロから表の構成を考える手間を減らし、目的に合ったシートを作れます。
Zoom Sheetsのおすすめ活用シーン3選
Zoom Sheetsは、会議後の整理やデータ確認に時間がかかっている場面で役立ちます。
たとえば、以下のようなシーンです。
- 会議で出た対応事項を管理したい
- 商談内容を案件管理に反映したい
- キャンペーン結果を分析したい
部署を限定して使う機能ではなく、会議やデータをもとに「次に何をするか」を整理したい業務と相性の良い機能です。ここでは、Zoom Sheetsを活用できる具体的なシーンを紹介します。
会議後のアクションアイテムを管理
Zoom Sheetsでは、Zoomミーティングの要約やアクションアイテムをもとに、対応事項をシートに整理できます。
会議では、決定事項や確認事項だけでなく、誰が何をいつまでに対応するのかまで話し合われます。ただ、議事録に文章として残すだけでは、対応事項を一覧で確認しにくく、後から担当者や期限を探す手間がかかります。
Zoom Sheetsなら、タスク名、担当者、ステータス、優先度、期日などの項目で管理できるため、会議後のフォローアップや進捗確認に使いやすいです。
商談内容を案件管理に活用
顧客との商談では、提案内容、検討状況、懸念点、次回の対応など、案件管理に必要な情報が多く出てきます。ただ、会議後にこれらを手作業で整理すると、入力漏れが起きたり、管理表への反映が遅れたりします。
Zoom Sheetsでは、商談で話した内容をもとに、案件名、検討状況、次回アクション、成約見込みなどをシートに整理できます。さらに、「今四半期に成約しそうな案件はどれか」といった自然な言葉で質問すれば、シート内の情報をもとに案件状況を確認できます。
キャンペーン結果の分析
Zoom Sheetsは、キャンペーン結果の振り返りにも活用できます。
マーケティング施策では、広告、メール、ウェビナー、SNSなど、複数のチャネルの結果を見比べなければなりません。ただ、数値や振り返り内容が別々の資料や会議メモに分かれていると、どの施策が成果につながったのかを把握するまでに時間がかかります。
Zoom Sheetsでは、キャンペーン結果や会議で話した内容をシートにまとめ、自然な言葉で分析できます。たとえば、「どのチャネルからのコンバージョンが多いか」「成果が落ちている施策はどれか」と質問すれば、シート内のデータをもとに確認できます。
レポート作成だけで終わらせず、次の予算配分や改善策を考えるための材料として使える点が便利です。
Zoom Sheetsと従来のスプレッドシートを比較したメリット
Zoom Sheetsのメリットは、スプレッドシート作業を効率化できることだけではありません。
会議で話した内容や既存データを、タスク管理、案件確認、分析に使える形へ整えられる点です。これまで手作業で行っていた情報の抜き出し、入力、集計をZoom Workplace内で進められるため、会議後の整理やレポート作成にかかる負担を抑えられます。
ここでは、Zoom Sheetsを使う主なメリットを紹介します。
数式や表計算の知識がなくても使える
Zoom Sheetsでは、自然な言葉で質問しながらデータを確認できます。
従来のスプレッドシートでは、データを集計したり分析したりするために、関数やフィルターの知識が必要になることがありました。しかし、Zoom Sheetsなら「成約見込みの高い案件はどれか」「コンバージョンが多いチャネルはどれか」と入力すれば、シート内の情報をもとに分析結果を確認できます。
数式を自分で組み立てる必要はありません。
Zoom Workplace内で作業をつなげられる
Zoom Sheetsは、会議で話した内容を別のツールに移さなくても、Zoom上でシートとして管理できます。
通常は、Zoomで会議を行ったあと、議事録を確認し、必要な内容をExcelやGoogleスプレッドシートに入力します。Zoom Sheetsでは、会議の要約やアクションアイテムをもとに、そのままシートを作成できます。
作成したシートはZoom Hubに保存されるため、会議の要約や録画、ドキュメントと同じ場所で確認できます。
従来のスプレッドシートからZoom Sheetsに切り替えてみましょう!
Zoom Sheetsは、これまでスプレッドシートが苦手だった人にもおすすめです。従来のスプレッドシートでは、数式を調べたり、表の形を整えたり、データを手作業で整理したりする必要がありました。Zoom Sheetsでは、自然な言葉で指示しながらシートを作成・整理・分析できるため、表計算に慣れていない人でも扱えます。
また、すでにExcelやGoogleスプレッドシートを使っている企業にとっても、Zoom Sheetsは便利です。会議の内容からアクションアイテムを整理したり、既存データを取り込んでAIに分析させたりできるため、これまで手作業で行っていた作業を減らせます。
特にAIとスプレッドシートを組み合わせて使える点は、Zoom Sheetsの大きな魅力です。
ぜひ会議後の整理やデータ確認に時間がかかっている場合は、Zoom Sheetsを試してみてください。
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