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2026.05.22

「これが未来の同時通訳だ」——ポケトークが変えた国際会議の常識

更新日: 2026年5月26日
この記事は⏱約9分で読めます

「これが未来の同時通訳だ」——そう直感した瞬間がありました。一緒に作らせていただいたことで、ある意味、戦友のような関係です。開発する側と、現場の橋渡し。そこが私たちの役割だと、いま改めて感じています。

国際会議や学会で、「通訳者の手配が追いつかない」「レシーバーを参加者から回収するだけで一日が終わる」「言語が3つ以上になると予算が破綻する」——。
同時通訳は、長らく主催者を悩ませてきた“見えないコスト”の塊でした。

その常識を変えはじめたのが、ポケトーク社が開発するAI同時通訳「ポケトークカンファレンス」と、それを国際カンファレンス・学会の現場で運用する当社フリート(AI同時通訳サービス Sentio)との共創です。

ローンチから約1年半。当初は不安定だった製品が、毎週の打合せと現場からのフィードバックを通じてアップデートを重ね、いまでは年間取扱が前年比 約20倍に急拡大。ほぼ毎日、どこかの現場で稼働するまでになりました。

本記事では、ポケトーク副会長・藤本様と、当社代表・古里との対談を通じて、「従来の同時通訳の不便や限界が、共創によってどう変わったのか」——その“現実が変わった瞬間”を、時系列に沿って振り返ります。

▽動画で見たい方はこちら▽

ポケトークカンファレンスは参加者の“壁”をなくし、ビジネス機会の損失を減らす

藤本さん
弊社のポケトークは以前から販売してきましたが、その派生製品として、数年前から「ポケトークカンファレンス」を展開しています。
従来は通訳者の手配ができず諦めざるを得なかった場面でも、ポケトークカンファレンスを使っていただくことで、より多くの方にセミナーへ参加していただける。あるいは、主催者側もより多言語のイベントを開催できる。そうやって参加者の“言葉の壁”をなくしていくことに、フリートさんと一緒に取り組んでいます。
結果として、これまで見過ごされてきたビジネス機会の損失を、着実に減らしていく——そうした世界を目指しています。

従来の同時通訳には、いくつかの大きな“壁”がありました。

まず、通訳者の費用が高いこと。次に、通訳者の人手不足と高齢化が進み、手配自体が困難になっていること。

さらに、8言語・10言語といった多言語に一度に対応しようとすると膨大な時間とコストがかかり、現実には限られた言語しか対応できないこと。

加えて、専門用語の事前打ち合わせにも大きな手間がかかります。

これらが原因で、「予算が足りない」「通訳者を確保できない」という理由から、大切な情報を多言語で届けられなかったケースが、これまで数多くありました。

それがポケトークカンファレンスを使うことで、必要な情報をきちんと多言語で伝えられるようになりました。

専門知識を持つ通訳者をその都度確保しなくても翻訳が成立するので、事前打ち合わせの負担も大きく減っています。

その結果、主催者の皆さまは「イベントそのものの価値をどう高めるか」という本質的なテーマに集中できる。

そこに大きなメリットがあると考えています。

【出会い】「これが未来の同時通訳だ」と直感した瞬間

古里
当社が事務局として入っていた、ある国際カンファレンスの運営で、初めてポケトークカンファレンスを使わせていただきました。
そのときに「これが未来の同時通訳だ」と、強く確信しました。

【現場のリアル】レシーバー回収にタクシー“見えないコスト”との闘い

古里
当時も今も変わりませんが、人を介した同時通訳の現場では、「同通レシーバー」と呼ばれる機材の受け渡しが非常に大変なんです。
私自身、貸し出したレシーバーを回収するために、お客様のご自宅までタクシーを飛ばして取りに行ったこともあります。

こうしたことは、今でも珍しくありません。

何百人という規模で機材を貸し出し、それを一つひとつ返却してもらい、貸出履歴を管理する——間接的にかかる“見えないコスト”が、従来の同時通訳システムには非常に大きい。

これが、現場の偽らざる実態です。

その点ポケトークカンファレンスであれば、参加者との機材のやり取りそのものが発生しないので、イベント当日の運営も格段にスムーズに進みます。

しかも現在は70言語以上に対応していて、参加者の皆さまがそれぞれの“母国語”で内容を聞き、確認することができる。

これを目の当たりにして、「これは本当にすごい」と感じました。

【共創】不安定だった製品を磨き上げた“戦友”としての1年半

藤本さん
正直に申し上げると、初期のポケトークカンファレンスは、まだ不安定な部分もありました。
それでもフリートさんは将来性を見ていただき、現場で辛抱強く使い続けてくださった。
一緒に育てていただいたという意味で、ある種の“戦友”のように感じています。
古里
さまざまな現場を一緒に乗り越えながら、製品をどんどん磨き上げていきました。
毎週のように打ち合わせを重ね、「この機能はこういう見え方のほうが現場で使いやすい」といったご提案を率直にお伝えしてきました。
ちょうど1年半ほど前に正式に製品化されてリリースされた瞬間は、私自身も本当に嬉しい気持ちになりましたね。
藤本さん
まさに「やっと生まれた」という感覚でしたね。
それが今では、ほぼ毎日どこかの現場で使われている状態になりました。
運用マニュアルなども、フリートさんに非常に丁寧に作り込んでいただきました。
藤本さん
技術者の方が現場で困りそうなポイントを、ほぼ網羅して整理していただいています。
私たちは音響まわりの専門知識を十分に持っているわけではないので、現場の知見をお持ちのフリートさんに本当に助けられています。
ありがとうございます。
古里
開発する側と、現場で運用する側との“橋渡し”をする。
そこが私たちフリートの役割だと思っていますので、その点でお力になれているのであれば、本当に良かったです。

【実績】1年で約20倍——77件の現場が証明する信頼

藤本さん
いやもう、本当に助けられています。フリートさんには、昨年だけで77件の現場を担当していただきました。1週間に1社以上のペースですね。ありがとうございます。
古里
そうですね、おかげさまで。
藤本さん
それも、年々加速しています。2024年と2025年を比較してみたところ、年間の取扱件数は約20倍に急拡大していました。
古里
ええ、同じようなペースで、ご相談がどんどん増えています。

【未来】学会・国際会議に求められる“セキュアな同時通訳”

古里
少し論点がずれてしまうかもしれませんが、いまはスマートフォンの中にも、ある程度の同時通訳機能が組み込まれ、日々アップデートされていく時代です。
ただ、そうした環境だからこそ、セキュリティ面の重要性が一段と増しています。
たとえば医師の学会や国際カンファレンスなど、秘匿性の高い情報を扱う会議では、ホスト側が「この同時通訳ツールを使ってください」と明確に指定する——それが、これからの会議のあるべき姿だと考えています。
藤本さん
おっしゃる通りですね。
古里
参加者一人ひとりが、それぞれ思い思いの翻訳ツールを使ってしまうと、結果として発言内容が外部のAIに学習されてしまうリスクがあります。
そうした事態を避けるためにも、イベントごとに「会議全体ではこのツールを使う」と運用ルールを整理していく必要があると感じています。
藤本さん
「会議ではこのツールしか使ってはいけない」と指定することが標準になる世界も、これから十分にあり得ます。
そうした現場の声を実装に反映しながら、ポケトークカンファレンスも、よりセキュアな環境へと進化させていきます。
古里
そういった進化を、私たちも大いに期待しています。

国際カンファレンス・学会のご相談はフリートへ

「多言語対応のコストが見えない」「通訳者の手配が間に合わない」「秘匿性のある情報を扱うので、セキュアな同時通訳環境を整えたい」——。
国際カンファレンス、学会、大型セミナーの企画・運営でこうしたお悩みをお持ちの主催者・事務局のご担当者様は、ぜひ一度フリートまでご相談ください。

ハイブリッド配信・会場運営・AI同時通訳「ポケトークカンファレンス/Sentio」を組み合わせた最適なご提案を、貴会のテーマ・規模・予算に合わせて設計いたします。

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    2. イベントの企画、運営および参加者管理

    3. AI同時通訳サービスの提供

    4. クライアントとの連絡および業務遂行

    5. サービス品質向上および改善

    3. 映像・音声データの取り扱い

    当社の業務特性上、映像および音声データを取り扱う場合があります。

    これらのデータについては、利用目的を明確にした上で適切に管理し、無断での利用は行いません。

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    【技術的管理】

    1. クラウドサービスにおけるアクセス制御および設定管理

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    1. 業務端末の適切な管理

    2. 不要データの安全な削除

    5. クラウドサービスの利用

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    これらのサービスは国際的なセキュリティ基準に基づき運用されており、当社においても適切な設定および管理を行っています。

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    制定日:2026年3月19日