2026.04.22
ZoomのホワイトボードとAI Companionを組み合わせて会議を効率化させる方法

ZoomのAI Companionは、会議内容を要約したり、その場で質問に答えたりできる便利な機能です。ただ、実際に使ってみると、便利なのに少し惜しいと感じる場面があります。
AI Companionで確認した内容は、そのZoomを使用している本人しか見られないのです。
会議を進めるうえで重要なのは、自分だけが理解することではなく、参加者全員が同じ情報を見ながら話せることではないでしょうか。そこでおすすめしたいのが、ホワイトボードとの組み合わせです。
AI Companionで整理した内容をホワイトボードへ移し、付箋やマインドマップに変換して見える形にすれば、会議内容をその場で共有しやすくなります。
この記事では、AI Companionとホワイトボードの組み合わせ方について解説します。
ホワイトボードの基本機能については、以下の記事を参考にしてください。
AI Companionはリアルタイムの共有ができない
ZoomのAI Companionで出てくる回答や表示は、基本的にその機能を開いている本人の画面の中で確認するものです。
やり取り自体がそのまま全体共有される機能ではありません。
あくまで自分の確認用の情報として使う機能であり、その場で全員に見せたい場合は、別の方法で共有する必要があります。
ホワイトボードのAI Companion機能を組み合わせれば会議内容を効率的に共有できる
AI Companionは、基本的には自分の画面の中で使う機能です。会議参加者全員で同じ内容を見ながら進めたい場合、AI Companionでは不十分です。
複数人で内容を確認しながら会議を進めるなら、ホワイトボードを組み合わせてみましょう。
AI Companionで確認した要点をホワイトボードに書き出していけば、その場にいる全員が同じ情報を見ながら話せます。
さらに、ホワイトボードは要点を短く整理したり、付箋で意見を分けたり、図形を使って流れを見せたりと、会議内容をその場で視覚化しやすい機能があります。内容によっては、マインドマップのように関係性を整理したり、項目ごとに分けて視覚的に見せたりすることも可能です。
ホワイトボードのAI Companion機能の使用例
ホワイトボードのAI Companion機能を使った例を解説していきます。
たとえば、以下のような3名の発言があったとします。
- A氏…会議は早く終わらせるべきだ
- B氏…会議は雑談まで含めて有意義な時間だ
- C氏…オンライン会議でサクッと終わらせて効率化すべきだ
これらの発言をホワイトボードの「テキスト機能」で入力します。

このままでは、単なる議事録になってしまうので、意見を付箋として作成します。
その場合には、以下の手順をおこなってください。
1.テキストをクリックしてAI Companionのアイコン「◇」マークをクリック
2.生成から「付箋」を選択

すると、下図のように自動的に付箋が作成されます。

では、次に現在のテーマについて話し合うべきことを整理します。その際には「マインドマップ」を使用します。
1.テキストをクリックしてAI Companionのアイコン「◇」マークをクリック
2.生成から「マインドマップ」を選択

すると、下図のようなマインドマップが自動的に作成されます。

このようにホワイトボード上のAI Companionを使用して共有していけば、より効率的な会議ができます。
注※ホワイトボードのAI Companionはリアルタイムの内容は読み込めない(2026年4月時点)
AI Companionと言うと、リアルタイムの会話から、こちらの質問に応じて対応してくれるイメージがあるかと思います。
しかし、残念ながらホワイトボード上のAI Companionでは、リアルタイムの会議の要約はできません。
実際にホワイトボードのAI Companionに下図のように送ってみました。

上記に対してのAI Companionによる回答が、以下です。

今後、ホワイトボード上で「リアルタイムの内容から付箋やマインドマップにして」といった形で使えるようになるかもしれませんが、2026年4月現在ではリアルタイムの内容は読み込めません。
通常のAI Companionとの組み合わせ方法
ホワイトボード上でリアルタイムのやり取りを付箋やマインドマップにすることはできませんが、組み合わせで使う方法はあります。
まず、ZoomのAI Companion上で「今日の話を要約して」と伝えます。

上記のAI Companionによる回答をコピーしてください。

コピーした内容を、ホワイトボード側のAI Companionに貼り付けて、付箋の作成を指示します。

すると、下図のように、ホワイトボード上でリアルタイムの内容を付箋に整理してくれます。

ホワイトボードを活用する上で知っておくべきポイント
Zoomのホワイトボードは、書いた内容を後から呼び出したり、会議に出ていない相手へ共有したりできるため、議事メモや整理資料としても使いやすいです。
以下でそれぞれの方法を紹介しますので、会議中の一時メモとして終わらせずに活用しましょう。
保存したホワイトボードの呼び出し
Zoomミーティングの下部メニューからホワイトボードを開くと、新しいホワイトボードだけでなく、既存のホワイトボードも選べます。

既存のホワイトボードを選べば、過去に作成した内容を呼び出して続きから使えます。
「共有」で会議に参加していない人へ送信
共有機能を使えば、会議に参加していない相手にも送ることができます。やり方は、以下のとおりです。
1.ホワイトボード上部メニューから「共有」を選択
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2.共有する相手の連絡先を入力・またはリンクをコピーして送る

その場にいなかったメンバーへ確認してもらいたいときにも使いやすいです。実際のホワイトボードをそのまま見せられるので、認識のズレも減らせます。
ホワイトボードの機能を使えば会議がより効率的になる
AI Companionとホワイトボードの組み合わせは、会議内容をその場で整理しながら、参加者全員に見える形で共有したいときに特におすすめの方法です。 特に以下のようなケースでは、この組み合わせが役に立ちます。
- 意見が多く出るブレスト
- 論点が散らばりやすい企画会議
- 参加者ごとの考えを整理したい打ち合わせ
また、会議が終わったあとにホワイトボードを保存して呼び出したり、参加していないメンバーへ共有したりできるため、定例会議や継続案件との相性も良いです。「会議中の情報整理をもっと効率化したいとき、議事録を読むだけでは伝わりにくいと感じるとき、参加者全員が同じ画面を見ながら話せる状態を作りたいとき」は、ぜひ一度この組み合わせを試してみてください。
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