スタッフブログ

2025.07.28

Zoomを使用したYouTube配信に注意!字幕が被る罠!

「Zoomを使用してYouTubeにも同時配信をする」場合に、注意してほしいことがあります。

それが「字幕が被ってしまう」現象です。

というのも、先日フリートでテストをしていたら、Zoomの字幕とYouTubeの字幕の両方が出てしまうという現象を見つけたのです。

これだけでは「どういうこと?」と思われる方もいらっしゃると思いますので、ぜひ最後までご確認ください!

Zoomで字幕設定をするとYouTubeでも字幕が出る!

Zoomで字幕を入れる場合には、下記のような設定をするかと思います。

しかし、この設定をしていると…なぜかYouTubeでも自動的に字幕が出てしまいます!

つまり、Zoom側で字幕を表示させたいだけなのに、同時にYouTubeの機能の字幕も出てしまい、テロップが被ってしまいます。

理由はわかりませんが、Zoom側でYouTubeの字幕表示・非表示をコントロールできてしまうということです。

これを知らずにやってしまうと…

「え!?何でYouTubeにも字幕出てるの?」
「字幕かぶさってるんだけど?ミス?」

などなど…バタバタしてしまうこと間違いありません。

さらに、YouTubeにアーカイブを残す場合は大変です。

アーカイブに残る動画は、当然ながらその動画そのものを録画しているだけに過ぎないので、後から字幕のありなしを変更できません。

ですから、テロップが被さっている画面も、被さってしまってバタバタしている様子すらも…すべて残ってしまうんです。

テロップが被らないための解決策

ZoomのYouTube同時配信でテロップが被さらないための対策としては、以下の3つがあります。

  • Zoom側で字幕を出さない設定にする
  • 視聴者に対してYouTubeの説明欄などで「字幕を出さない設定にしてください」と伝える
  • 同時配信の場合であれば、Zoomの字幕表示のホストコントロール設定で字幕の許可を外す

 

ホストコントロール設定で字幕の許可を外す場合は、

1.Zoomメニューの「字幕を表示」をクリック

2.「ホスト字幕のコントロール設定」をクリック

3.「このミーティングで字幕を許可する」のチェックを外す

この方法で、Zoom側もYouTube側も字幕が表示されないようになります。

ZoomとYouTube同時配信の字幕で混乱する言語設定

ここまでで、Zoomで字幕表示をするとYouTube側でも字幕が表示されてしまうと説明しましたが、さらに混乱を招くことがあります。

それが「言語設定」。

たとえば、Zoomで字幕をフランス語に設定すれば、Zoom側にはフランス語が表示されます。

しかし、YouTube側の字幕では日本語が表示されてしまうのです。

これは「字幕言語」と「会話言語」の設定にあると考えられます。

上記の例でいえば、Zoom側では「字幕言語」としてフランス語が設定されていますが、YouTube側では「会話言語(実際に話している言語)」の日本語が表示されてしまうわけです。

こうなってしまうと、テロップが被さるどころか、字幕の迷子状態。

色んな言語が字幕で表示されてしまい、収拾がつきません……。

正しい設定をすれば字幕言語がバラバラになることはありませんが、我々スタッフでも混乱することさえあります。

ですから、Zoom・YouTubeどちらも設定がよくわからないという場合は、事前に字幕を外しておくことが一番安全です。

YouTubeに限らず、同時配信の際は注意!

今回、ZoomとYouTubeの同時配信の際の注意点について解説しましたが、このようなことはYouTube以外にも起こりえます。

また、YouTubeで同時配信をする際に、他にも隠れた罠があるかもしれません。

そのため、様々な設定で同時配信をおこなおうとする際には細心の注意を払うことが大切!

我々フリートは、このような落とし穴ががないか、日夜テストを繰り返して検証していますので、

「こんな配信をしたいけど、失敗しないか心配」

「こういった設定で配信をしても大丈夫?」

など、不安に感じる部分があればぜひご相談ください!

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