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2025.06.25

Zoomアプリ版 vs ブラウザ版、主催者なら知っておきたい違いまとめ(社員平松のゆるレポ)

こんにちは、平松です。
オンラインイベントや勉強会、最近はすっかりZoomが定番になりましたね。
私も毎日Zoomを使っていますが、イベントや会議の主催をする人にとって、気になるポイントってあるよなあと思うことがあります。

たとえば…

「自分はアプリ版で使ってるけど、参加者はブラウザから入るかも?」
「会社のPCにZoomがインストールできないって…ブラウザだけで大丈夫かな?」

こういう場面、意外とあるんじゃないかと思います。
そこで今回は、Zoomアプリ版とブラウザ版でどんな違いがあるのかを整理してみました。
主催者目線で「何ができて、何ができないのか?」を確認しておきたい方の参考になればうれしいです。

 

アプリとブラウザ、ざっくりどう違う?

Zoomのアプリ版の方が、細かい設定や機能が充実しています。
一方でブラウザ版も、画面共有やブレイクアウトルーム、チャット、リアクション、レコーディング、投票など、基本的な機能はしっかり使えます。

なので、「見る側」や「ちょっと話すくらい」なら、ブラウザでも十分だと感じます。
ただし、いくつか注意ポイントやできないことがあるので、次から機能ごとに詳しく見ていきます。

入室時の注意:ブラウザではマイク・カメラの許可が必要

ブラウザから入る場合、Zoomの最初の画面で「app.zoom.usが次の許可を求めています」という表示が出ます。
ここではブラウザからマイクとカメラの許可を求めており、拒否してしまうとマイクもビデオも使えなくなります。
うっかり✕マークを押して拒否してしまったときは、ChromeならURLの左側にある設定アイコンから再設定できます。

画面共有:ブラウザでもOK、でも細かいことはアプリだけ

ブラウザからでも、画面全体、ウィンドウ、Chromeタブの共有は問題なくできます。

ただし、動画の音声だけ共有したいときや、プレゼンの手前に自分を配置する設定にしたいときなどは、アプリ版の方が機能が豊富です。

たとえばアプリ版では:
・コンピューターの音声のみを共有
・ビデオ専用共有(再生バーを映さず見せられる)
・共有レイアウトの細かい調整
・パワポを背景にプレゼン
…といったことが可能です。

 

ブレイクアウトルーム:ほぼ違いなし!

意外かもしれませんが、ブラウザ版でもブレイクアウトルームの参加は問題ありません。
移動や滞在など、アプリとほぼ同じ感覚で使えます。

 

レコーディング:保存先に違いあり

録画は両方とも可能ですが、保存先が違います。

アプリ版:クラウド録画 or ローカル録画(自分のPCに保存)
ブラウザ版:クラウド録画のみ
ローカル録画したい場合は、アプリ版が必要になります。

 

チャット・リアクション・ファイル共有:どちらも使える

チャットについても大きな違いはなく、ブラウザ版でもファイルの送受信、テキストの装飾(太字や色など)、リアクション、絵文字は問題なく使えます。

ホストであれば、チャット可能対象を制限する設定も可能です。

 

表示まわり:ビュー切替もOK

スピーカービュー、ギャラリービュー、マルチスピーカービューなど、表示の切り替えもブラウザで使えます。
「音声のみ参加者の非表示」「自分のカメラ映像を隠す」といった設定も反映されます。

 

ビデオ・音声の細かい設定:こだわり派ならアプリ版

バーチャル背景(静止画)はブラウザ版でも使えますが、アバターやスタジオエフェクト(眉毛やリップ色など)はアプリ専用です。
音声設定も、ノイズ除去の強さの調整などはアプリでしかできません。
バーチャル背景に動画を使いたい際もアプリ版必須です。

 

Zoom App(アプリ内アプリ)はアプリ版限定!

Zoomには、会議中に追加機能を組み込める「Zoom App」という仕組みがあります。
たとえば、以下のようなアプリがあります:

・Miro:オンラインホワイトボードで、アイデア出しやブレインストーミングに最適です。
・Kahoot!:クイズ形式で参加者の理解度をチェックできるツールです。

これらをはじめとしたZoom App全ては、アプリ版でのみ利用可能です。
ブラウザ版ではZoom Appが開けないため、会議をより活発に/発展させるためにZoom Appを使いたいといった場合はアプリ版がおすすめです。

Zoom Appについては下記の記事でも紹介していますので、気になる方はご確認ください。
https://fleeeet.com/2024/03/01/zoom_apps/

まとめ:どっちが合ってる?

アプリ版がおすすめな人
・主催者で、配信品質や細かい設定にこだわりたい
・録画を手元のパソコンに直接残したい
・Zoom App(MiroやKahoot!など)を会議中に使いたい

ブラウザ版でも問題ない人
・参加者(聴く側)として参加
・簡単な打ち合わせで最低限使えればよい
・PCにZoomが入れられない状況

 

困ったときの裏ワザ

アプリが調子悪いならブラウザ、ブラウザが怪しいならアプリ。逆を試してみるのもアリ◎

 

ということで、今回はZoomのアプリ版とブラウザ版を比較してみました。
どちらを使うかは、そのときの立場や環境によって、ちょうどいい選択肢が変わってきます。

この記事が、その「ちょうどよさ」を選ぶヒントになっていたら、とてもうれしいです。

 

 

補足情報
・記事の情報は 2025/06/17 時点
・アプリバージョン:6.4.12(64384)

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