2024.11.25
Zoomの画面共有時に黒い四角が出てしまうときの原因と対処法
Zoomの画面共有時に、下記画像のように、「視聴者のウィンドウに黒い四角が表示されてしまった」という経験はありませんか?
【画面共有している側のパソコン】
【視聴者(他のパソコン)画面】
この現象は、共有する側のパソコンに不可がかかっていることが原因として考えられます。
そこで今回は、この現象を防ぐための対策について解説します。
Zoomの画面共有で黒い四角が出てしまう理由
前提として、この黒い四角は共有画面する画面にかぶさっている何かしらのアプリの形です。
ですから、そのアプリの形が大きいと、下記のようになってしまう恐れもあります。
この現象が起きる明確な理由については不明ですが、フリートで検証をおこなった結果、共有する側のパソコンの負荷が関係しているとわかりました。
実際に、画面共有時にWebブラウザをいくつも立ち上げたり、他のアプリをいくつも開いたりした場合に、この現象になります。
Zoomの画面共有で黒い四角が出てしまうのは共有側の問題です!
上記でも解説したように、Zoomの画面共有で黒い四角が出てしまうのは、共有するパソコンの負荷が関係していると考えられます。
ですから、視聴者側で
「あれ?何か黒い四角が出て画面が見えないな…再起動してみようかな?」
などと考える方もいるかもしれませんが、視聴者側の問題ではありません。
共有する側が対策をおこなわなければいけないのです!
画面共有時にオレンジ枠で囲われたアプリがあれば注意!
画面共有中に沢山のウィンドウを開くと、下記のようにオレンジの枠で囲われて「共有アプリケーションがブロックされないようこのウィンドウを移動してください」と表示されます。
この表示が出たときは必ず視聴者画面に黒い四角が表示されています。
ですから、共有する側はこまめに自身のパソコンを確認して、この表示が出ていないか確認しておきましょう。
Zoomの画面共有で黒い四角が出てしまうときの対処法
画面共有で黒い四角が出ないようにする方法として、2つがあります。
フリートの検証では、2つの方法で黒い四角が表示されないと判明しましたので、ぜひ設定しておいてください。
Zoomの画面共有で黒い四角が出てしまうときの対処法①「ビデオ共有に向けて最適化する」のチェックを外す
一番簡単な方法は、「ビデオ共有に向けて最適化する」のチェックを外す方法です。
画面共有をする際の下記の画面でチェックを外しましょう。
憶測ではありますが、このチェックを外すことで解像度などが変わり、パソコンへの負荷が低くなるのではないかと考えられます。
Zoomの画面共有で黒い四角が出てしまうときの対処法②「ウィンドウフィルタリングで共有」に設定
「ウィンドウフィルタリングで共有」とは、画面共有しているもの以外を表示しないようにするための設定です。
たとえば、パワーポイントを表示させるときに、パワーポイント以外を表示させないように処理してくれます。
設定方法は、下記のとおりです。
1.ビデオ設定を開く
2.「画面共有」で「ウィンドウフィルタリングで共有」に設定
以上で設定完了です。
なお、この設定にした場合「ビデオ共有に向けて最適化する」にチェックが入っていた場合でも黒い四角は消えました。
ですから、心配な場合は「ウィンドウフィルタリングで共有」の設定にしておくと良いでしょう。
設定が難しい場合はデュアルディスプレイがおすすめ!
どうしてもZoomの設定がわからない場合は、デュアルディスプレイで対応できます。
仮にAとBのディスプレイがあった場合に、Aを共有専用にして、Bで他のアプリを開くようにすれば問題ないからです。
また、画面共有時にちょっとしたミスで別のファイルやブラウザなどが映ってしまう場合もありますよね。
これが機密情報などの場合は大問題になります。
デュアルディスプレイで片方を画面共有専用としていれば、このような問題も防げます。
Zoomの画面共有時は「共有する側」が注意しておきましょう
繰り返しになりますが、黒い四角が出る現象は共有する側のパソコンの問題です。
しかし、セミナーなどでZoom画面を共有する場合には気づかないケースが多々あります。
視聴者から「黒いのうつってますけど…」と言われて、初めて気が付くケースもあるのではないでしょうか。
このようなトラブルを防ぐためにも、事前の設定をおこなっておくと安心です。
フリートでは、このようにZoomのあらゆるトラブルに対して常に検証を実施しています。
今回のトラブルのほかにも
「こんな表示が出てきたんだけど、これって何?」
「毎回こんなトラブルが起きるんだけど、対処法はないの?」
などのお困りごとがありましたら、ぜひご相談ください!
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