2024.10.22
Zoom待機室カスタマイズ方法|待機室で広告・案内・ブランディングが可能!
Zoomの待機室に入室した際に、動画が流れるなど、個性のあるカスタマイズをしているケースを見たことはありませんか?
実はあのカスタマイズ、有料アカウントであれば誰でも設定できます!
そこで今回の記事では、Zoomの待機室のカスタマイズ方法を解説します。
「待機室で参加者のモチベーションを下げたくない」
「自社の告知や案内などをして効果的に使いたい」
上記のような方は、ぜひ本記事を参考にオリジナリティのある待機室にカスタマイズしてみてください。
Zoom待機室をカスタマイズできる条件
前提として、待機室のカスタマイズを行うには以下の条件があります。
- 待機室のカスタマイズのみ:ライセンスユーザー
- 待機室にビデオを追加する:有料アカウントのメンバー
無料アカウントの場合はカスタマイズができません。
Zoom待機室をカスタマイズする手順
待機室のカスタマイズは、ZoomのWebサイトから行います。
Zoomアプリでは設定できないので、Webサイトからログインして進めていきましょう。
以下で具体的な手順を紹介します。
①Zoomの待機室を有効にする
まずはZoomの待機室設定を「有効」にする必要があります。
以下の流れで進めてください。
1.ZoomのWebサイトにログインする
2.左側メニューの「アカウント管理」から「アカウント設定」を選択
3.アカウント設定を開いたら、上部のタブから「ミーティング」を選択
4.待機室の欄から「有効」にする
なお、待機室を有効にする際は、下記の画像が表示されますので、「有効にする」を選択してください。
これで待機室のカスタマイズ準備が整いました。
②Zoom待機室のオプション設定
待機室のオプション設定では、待機室に関するユーザーの権限を編集できます。
編集する場合には「待機室のオプション」から「オプションを編集する」を選択します。
オプションでは、以下の項目を設定できます。
・入室時に待機室に行くユーザー(待機室を経由させる対象を設定する項目):全員 / アカウント外のユーザー / アカウント外および許可済みドメイン以外のユーザー から選択
・参加者パネルで待機室の人々の順序を並べ替える:参加順 / アルファベット順 から選択
・待機室オプションをカスタマイズ:カスタムロゴの追加をホストに許可するorしない
・ホストまたは共同ホストによってミーティング中に招待されたユーザーは、待合室をバイパス(※この設定を有効にすると、ホストや共同ホストがミーティング中に参加者を招待した場合、その参加者は待機室を経由せずにミーティングへ入室できます)
・待機室の参加者がホストと共同ホストに返信することを許可する
・ホストおよび共同ホストが不在の場合:ホストが予期せずミーティングから抜けた場合に参加者を待機室に移動する / ミーティング中にホストが退出した場合、参加者を待機室に移動する
例えば、待機室のカスタマイズを外部からの参加者用に設定するのであれば、入室時に待機室に行くユーザーの設定で「アカウント外のユーザー」を選択するなどして、詳細な設定を決められます。
③Zoom待機室のカスタマイズ
待機室のカスタマイズは、「待機室のオプション」から「待機室をカスタマイズ」を選択します。
待機室のカスタマイズを選択すると、下記画像のように表示する情報を選択できます。
それぞれの操作を具体的に見ていきましょう。
「デフォルト画面」では、タイトルのみ入力できます。
タイトル欄に文章を入力すると、以下のように表示されます。
「ロゴと説明」では、文字通り自社のロゴ・タイトル・説明文を表示できます。
ロゴをアップロードすると、以下のように表示されます。
なお、アップロードできるロゴは、以下の条件があります。
- 最大1 MBのJPG、PNG、 GIF ファイル
- 最小の幅および高さは 60 px(400 px を超えることはできない)
「ビデオ」では、動画のアップロードとタイトルが表示されます。
なお、アップロードできる動画は最大30MBのMP4、MOV、M4Vファイルに限定されます。
「画像」は、基本的に「ロゴ」と同じですが、説明文は表示されません。
ただし、ロゴよりも大きい画像を表示できます。
アップロードできる画像の条件は、以下のとおりです。
- 最大 1 MBの JPG、PNG、GIF ファイル
- 最小幅は 400px、高さは 200px
以上で、待機室のカスタマイズ完了です。
注意点として、カスタマイズ後は必ず「保存」を選択してください。
「キャンセル」を選択した場合、これまでのカスタマイズ設定は失われます。
Zoomの待機室カスタマイズの効果的な使い方
「カスタマイズできるのはわかったけど、どんな風に使えばいいの?」
と思う方もいるでしょう。
そこで、Zooom待機室のカスタマイズの効果的な参考例を紹介します。
例えば、以下のようなシーンで効果的に使えます。
- イベントの概要説明
- 自社の事業説明・案内
- 参加者への案内・注意の説明
具体的にどのように役立つのか、以下で解説します。
イベントの概要説明
大規模なイベント等であれば、動画をアップロードしてイベントの概要を伝えておく方法が良いです。
これにより、イベント参加者は待機室の時間でもモチベーションを維持できます。それどころか、イベントへの期待感も膨らみます。
また、社内イベントなどであれば、待機室で会社の歴史を伝えたり社長の想いを伝えたりするのも良いでしょう。
自社の事業説明・案内
商談などでZoomを使っているなら、自社の事業説明や案内の動画を入れておきましょう。
これにより、商談の効率化が図れます。
CM動画を作成している企業であれば、CMをそのまま流すのも良いです。
また、新規事業の案内などを載せて興味を惹くような方法もありです。
参加者への案内・注意の説明
セミナーや勉強会のような場合は、待機室で案内や注意を記載しておくと良いです。
例えば、画像やテキストで、以下のような内容を記載しておきます。
- 参加中はビデオをONにしてください
- 発言がある際か発言を求められた際以外は音声はミュートにしてください
- 途中で10分の休憩をはさみます
- 飲食は自由にしていただいて構いません
これまで、上記のような案内をミーティングが始まってから説明していた企業も多いかと思います。
しかし、待機室に記載しておけば、これまで説明していた時間を効率化できます。
(とは言っても、待機室を見ているとは限らないので案内は必要ですが。)
Zoomの待機室設定でインパクトを与える!
Zoomには、ミーティングやウェビナーを効果的に使うための機能が備わっています。
今回紹介した待機室設定も、「効率化・ブランディング」の側面で役に立ちますので、ぜひ記事を参考に設定してみてください。
その他、フリートではZoomに関するあらゆる相談に乗っています。
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「知人のイベントでこんなことをやっていたけれど、どうやってるの?」
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