2022.08.16
Zoomウェビナーバックステージ機能は現場オペレーターにとってもメリット!
7月11日に、Zoomの新しい機能「バックステージ機能」について解説しました。
「ウェビナー中に関係者だけで打ち合わせしたい!そんなときは「バックステージ機能」を使おう」
このバックステージ機能は、パネリスト(登壇者・司会など)にとっても大きなメリットです。
しかし、参加者だけではなく、オペレーター視点から見ても、メリットになります。
「オペレーターって実はここまでしている」
「オペレーターにとってどんな風に役に立つのか」
など、今回は、Zoom配信オペレーター視点からバックステージ機能について解説します。
バックステージ機能の簡単なおさらい
7/11日の記事でも解説していますが、改めてバックステージ機能について簡単におさらいしていきます。
これまで、パネリストはZoomの配信が始まると、常に参加者に見えている状態でした。
そのため、パネリスト同士での会議の進行や変更、相談を行う場合は、LINEなどの連絡ツールを使わなければいけなかったのです。
しかし、LINEなどの連絡ツールでは、そもそもスマートフォンを見ていない、LINEを見ていないなどにより、タイムラグが生じてしまいます。
もちろん、離れた場所で電話でやり取りをするとなれば、参加者に電話している風景が見えてしまいますし、ミュートを解除し忘れてしまえば、電話の音声が参加者に聞こえてしまい、トラブルとなります。
そこで使えるのが、バックステージ機能。
バックステージ機能は、言うならば舞台裏です。
Zoom配信の本番が始まっている状態でも、舞台裏でパネリスト同士で会話ができます。
これにより、緊急の連絡などが通りやすくなるため、トラブルを避けられるようになったのです。
バックステージ機能でこんな風に助かる!オペレーターによるトラブル事例
バックステージ機能ができる前は、先述したように、本番中の連絡はLINEなどの連絡ツールを使わなければいけませんでした。
さらに、なかにはZoomとteamsを使っているパネリストなどもいます。
しかし、Zoomとteamsを使用するとなると、複数のパソコンが必要です。
一つのパソコンでZoomとteams両方を立ち上げると、やはり負荷が凄くかかります。
場合によっては、teamsの方でカメラが優先的にとられてしまうというトラブルも、過去にありました。
これが、バックステージ機能があることで、Zoomだけの使用で留められます。
主催者側も、他の機能を立ち上げる必要はありませんし、運営側も思わぬトラブルにぶつかることがありません。
Zoomとtemasを同時に使うことで起きるヒューマンエラーに注意しなければならない
Zoomとteamsを同時に使うことで起こりやすいのは、ヒューマンエラーです。
やはり、2つの機能を同時に使用していると、細かいミスが起きてしまいやすくなります。
たとえば、ミュートの解除です。
どちらも同時に開いていると「どっちのミュートを解除するんだっけ?」と慌ててしまい、ミュートの解除を間違えるなどがあります。
Teamsのミュートを解除したいのにZoomでミュートを外してしまう、もちろんその反対もありえます。
ミュートの管理はある程度オペレーター側でも見れますが、自身での操作が一番スムーズなので、余計なトラブルを増やさないためにも、やはりZoomとteamsを同時に立ち上げるのは、最善の策とは言えません。
Zoomウェビナーバックステージ機能の使用でオペレーターも楽になる!
フリートでは、Zoomとteams、どちらも管理してほしいと言われたら、どちらも管理することもあります。
しかし、やはり2つの機能を同時に管理するのは大変です。
また「teamsの方もちょっと見ておいてほしい」というような依頼であっても、最終的に「これって結局どちらも完全に管理している」といった状況になることもあります。
2つの機能を管理するので、単純に作業量は倍です。
その分トラブルになる可能性も増えてしまいます。
そのため、Zoomのウェビナーバックステージ機能で集約できるのは、オペレーターにとっても物凄く負担がなくなります。
Zoomバックステージ機能を使うには「ZOOM EVENTS」が必須
バックステージ機能を利用するには、以下の契約と設定が必要です。
- ZOOM EVENTSを契約する(ZOOM WEBINERSの契約では、利用できません)
- ウェビナーを設定する(ZOOM WEBINARSを契約するだけでは、利用できません)
- ウェビナーの設定画面で、あらかじめ「バックステージ」をオンにしておく。
Zoom EVENTZというのは、従来のZoomミーティングやウェビナーの機能に加えて、以下の機能が搭載されています。
- イベント情報を集約した「ハブ」の作成
- 参加者同士が交流できる「仮想ロビー」の設置
- 参加者の登録情報やチケット発行における「トラッキング機能」
- 公開設定のカスタマイズ
- PayPalやクレジットカードなどの「決済機能」
- バックステージ機能
また、ZoomEVENTZの料金は、年間契約で119,616円(最大500人出席の場合)となっています(2022年7月現在)。
バックステージ機能はパネリストにとってもオペレーターにとっても助かる機能!
バックステージ機能が追加されたことにより、これまでよりもZoomによる進行がスムーズになりました。
これまでは、トラブルになる可能性があるとわかっていても、LINEなどの連絡ツールやtemasなどを使わざるを得なかったのですが、バックステージ機能により、ほとんどのヒューマンエラーが解決します。
このようにフリートでは、常にZoomのアップデート機能をチェックしており、サービスの向上に努めています。
ウェビナー開催で「こんなことがしたい」「こんなことってできるの?」などの質問等あれば、ぜひお気軽にご相談ください。
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