スタッフブログ

2022.07.19

Zoom 5.11.0 アップデート情報

Zoomアップデート情報

<Zoomのバージョン>

5.11.0

 

2022年6月30日に、5.11.0がリリースされました。

 

いくつかの設定が変更になったり、追加された機能などがありますが、今回もZoomミーティングとZoomウェビナーに関連する部分について情報をまとめておきます。

 

ミーティング中にプロフィール カードを表示

 

グループで管理されているアカウントに関連する機能です。

各ユーザーのZoomプロフィールカードについて、ミーティング中に他の参加者のZoomプロフィールカードが表示できるようになりました。

これにはアカウント管理者の許可が必要です。

 

また、ユーザー同士のコミュニケーションを円滑にするため、参加者の現地時間を、プロフィールカードの一部に追加できるようになりました。

 

モバイル ウィジェットのサポート – Android、iOS

モバイルアプリで、ウィジェットがサポートされました。

ウィジェットには、予定されているミーティングが表示されます。

 

これにより、スマートフォン上で、予定されているミーティングが一目で分かるようになります。

 

アバター機能の追加(Android)

 

ミーティング中に有効にすると、デバイスのカメラが画面上の顔の位置を検出し、選択したアバター効果が適用されます。

この機能を使用するには、Android のバージョン 5.11.0 以降が必要です。

 

以降のすべてのミーティングに適用される、常設のビデオ フィルタを設定

 

カラーフィルタ、フレーム、前景効果などのビデオフィルタが選べるようになりました。

選択したフィルタは、以降すべてのミーティングにおいて、設定して適用できます。

また、フィルタは、ミーティングの前やミーティング中に、必要に応じて調整できます。

 

複数の参加者とのミーティングで複数の参加者が同時にコンテンツを共有できるオプションを事前に有効化 – Windows、macOS、Linux

コンテンツ共有について、複数の参加者が同時に共有できるオプションを、事前に有効にできるようになりました。

この機能は、あらかじめZoomの設定で有効にする必要があります。

 

ピン留め後にギャラリー ビューの表示を維持 – Windows、macOS、Linux、Android、iOS

ギャラリー ビューでの参加者は、動画をピン留め解除した後、スピーカー ビューに切り替わるのではなく、ピン留め / ピン止めの解除後に、ギャラリー ビューに戻るようになりました。

 

モバイル ミーティングの機能強化 – Android、iOS

参加者は、より簡単にミーティングを最小化できるだけでなく、ギャラリー ビューでセルフビューをタップして新しいバーチャル背景とフィルタのセレクターを開き、自分のビデオの外観をすばやく変更できるようになりました。

 

ジェスチャー認識のスムーズな有効化 – Windows、macOS

ジェスチャー認識について、ミーティング中に直接ミーティング ツールバーから有効化/無効化できるようになりました。

 

ミーティング機能におけるブレイクアウトルームの検索 – Windows、macOS、Linux

参加者やブレイクアウト ルームを名前で検索する機能を使用して、ブレイクアウト ルームをさらに適切に管理できるようになりました。

これにより、ホストと共同ホストは、ブレイクアウト ルーム間で参加者をすばやく表示、割り当て、移動できるようになりました。

 

ウェビナーの機能変更

パネリストの同時共有 – Windows、macOS、Linux、Android、iOS

ウェビナー出席者は、パネリストによるプレゼンテーションの同時共有を利用できるようになりました。 これは、Zoom Meetings ですでに利用できている機能と同様の機能です。

この機能は、プレゼンテーションを多言語で共有する際に便利です。例えばこの機能を利用しているウェビナー出席者は、プレゼンテーションが複数の言語で共有されているとき、自分の言語でコンテンツを視聴するなど、表示する画面を選択できます。

 

ウェビナー Q&A のチャット エチケット ツールのサポート – Windows、macOS、Linux、Android、iOS

従来のミーティング内チャット、ウェビナー内チャット、Zoom チャットのサポートに加え、ウェビナー Q&A コンテンツにもチャット エチケット ポリシーが適用されるようになりました。

 

ウェビナーにおける Zoom 連携アプリのサポート – Windows、macOS

ウェビナーのパネリストは、ウェビナー中に Zoom 連携アプリを起動して、そのビューを参加者と共有できるようになりました。

アプリによっては出席者を招待し、出席者がアプリを開いてパネリストとコラボレーションすることも可能です。

この機能は、バージョン 5.10.6 で利用可能です。ただし、この機能は 6 月 21 日に予定されているバックエンド サーバーの更新に依存するため、すぐに利用することはできません。

 

チャット機能

モバイルでのチャット フォルダーのサポート – Android、iOS

チャット フォルダーが、デスクトップ クライアントに加えて Zoom モバイルアプリでも使用、作成できるようになりました。

 

モバイルでのチャット フォルダーのサポート – Android、iOS

チャットとチャンネルのディープリンクの機能強化 – Windows、macOS、Android、iOS

チャット メッセージを、プライベート チャンネル、グループ チャット、1 対 1 の会話間でリンクできるようになりました。 既存のアクセス権を持つユーザーに限り、参照されたチャンネル、グループ チャット、メッセージを表示できます。

 

新しいチャンネルへの追加通知 – Windows、macOS、Android、iOS

 

チャット チャンネルやグループ チャットにユーザーが追加されると、通知が表示されるようになりました。

 

ユーザー グループごとのチャンネル作成制限のサポート – Windows、macOS、Linux、Android、iOS

 

管理者は、ユーザーが公開または非公開チャンネルを作成できるかどうかを、グループレベルで制限できるようになりました。 この制限は、新規のユーザー グループにも既存のユーザー グループにも設定できます。管理者は随時、この設定を変更できます。

 

チャンネルからの削除通知の停止のサポート – Windows、macOS、Linux、Android、iOS

 

管理者は、グループ チャットやチャンネルでユーザーが削除または無効化された際の通知を、停止できるようになりました。

 

サイドバーとフォルダーの機能強化 – Windows、macOS

スター付きセクションは、サイドバーの一番上、つまりすべてのフォルダーの上に移動しました。 チャットのタイトルの右側にある新しいキャレット メニューには、[チャンネルの作成]、[チャンネルへの参加]、[フォルダーの作成]、[ボットの追加] といったオプションが含まれています。

未読チャットやチャンネルのプレビュー(折りたたまれたフォルダーやセクションの未読バッジ上にカーソルを合わせると表示されます)には、@all または @me のメンションが含まれるようになりました。

 

GIF コンテンツの評価制限のサポート – Windows、macOS、Linux、Android、iOS

 

アカウント管理者は、GIPHY のコンテンツ評価システムに基づいて、Zoom Chat で使用できる画像について、特定の GIF 画像を制限できるようになりました。 コンテンツの評価は、G、PG、PG-13、R です。

 

チャンネルへのユーザーの一括追加のサポート – Windows、macOS、Linux

 

Zoom Chat のチャンネル管理者は、メールアドレスのリストをコピーして貼り付けることで、既存のチャンネルにメンバーを一括追加できるようになりました。 メールは、スペース、セミコロン、コンマ、改行のいずれかで検出されます。

 

GHappy Anniversary を使用してチャットでお祝い – Windows、macOS、Linux、Android、iOS

 

Zoom Chat で「Happy Anniversary」(記念日おめでとう)のバリエーションを使用すると、チャット ウィンドウにお祝いを示す絵文字🎉が降り注ぐようになりました。

 

<関連リンク>
https://support.zoom.us/hc/en-us/articles/6953584178957-Release-notes-for-June-20-2022

 

テクニカルライター 下司智津惠

https://note.com/sui_sei

 

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