2022.06.08
Zoom配信者必見!待機室にいる参加者の名前変更が可能に
参加者を変更する方法は、参加者自身による変更と、ホストまたは代替ホストによる変更がありますが、ホストや代替ホストによる変更は、参加者がZoomミーティングに参加して、会議室に入るまでできませんでした。
今回、5.10.0以上のバージョンで、待機室にいる状態でも変更が可能になりました。
参加者名の変更は、セミナーや大規模な会議など、出欠確認を行う際に欠かせないといっても過言ではない機能です。
参加者が自分で変更することができますが、ホストまたは代替ホストが変更することができます。
参加者自身が自分でうまく変更できない場合や、「01 名前」など名簿に従って表記を統一したい場合などに便利でしたが、参加者が会議室に入室してからしか変更できませんでした。
大規模な会議や人数の多いセミナーなどを管理する場合、入室管理と同時に名前の変更を行うのは大変なので、事前にできれば便利だなと思っていましたが、5.10.0以上のバージョンでは、待機室にいる状態でも、名前の変更が可能になりました。
待機室にいる人を選択して、「名前の変更」を選んでいるところです。
名前の変更画面は、これまでと変わりありません。
ホストによって名前が変更された参加者には、ポップアップで通知されます。
参加者自身による名前変更は、会議室の入室後からで、ここはこれまでと変更ありません。
利用できるバージョン
ホスト側が5.10.0以上であれば、利用可能でした。
参加者側のバージョンは、Fleetでテストしたところ、参加者は5.10.0でなくても変更可能でした。
いくつかのバージョンを混ぜてZoomミーティングを行ってみたところ、少なくとも5.9.1は可能した。
5.8.1で参加している人の名前も変更できたので、バージョンが古いZoomクライアントで参加している参加者の名前も変更できます。
ホスト側で必要な設定
この機能を利用するには、あらかじめ、WebからZoomにサインアップ(ログイン)して、設定画面で設定をONにしておく必要があります。
ZoomのWebサイトでサインアップして、「設定」をクリック。
画面をスクロールしていくと、設定項目があるので、「待機室にいる参加者の名前を変更することをホストまたは共同ホストに許可する」をオンにします。
ただし、ミーティングの参加者のうち、ログイン済みのユーザーが、すぐ上の「参加者が自分の名前を変更することを許可」をオンにしていない場合は、その参加者の名前は変更できません。
テクニカルライター 下司智津惠
https://note.com/sui_sei
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